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今回はイタリアのナポリの話をしようと思います(旅行担当 研究委員、宗像七央子)

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10月の終わりまで2か月ほどヨーロッパで仕事をしていました。最初に北欧のノルウェーから入り、クルーズ船で北極圏を越えてロシア国境まで行き、その後はオスロ、デンマークのコペンハーゲンを周り、中欧のポーランドチェコを回り、イタリアをミラノから縦断してきました。

ヨーロッパ内で比べても、やはりイタリアは見るものも多く、楽しめるところが多い国です。さすがに古代から続く永遠の都と再認識しました。ローマから特急で2時間の距離にナポリがあります。日本でも有名なナポリですが、近くにはソレント、ポンペイ遺跡、カプリ島の青の洞窟など見所が満載です。

事前にインターネットで宿を調べると、カプリ島までの船は、数多く出ていました。一番安くてゆっくりなフェリーで行くことにしました。30分くらい時間がかかるのですが、高速艇は倍近い値段するのに外のデッキに出られません。

普段から島に着く場合、デッキで港を眺めながら到着したいと思っています。ゆっくりと島が近づき港が見えてくる、わくわくする感覚は、離島の旅を味わう上で非常に重要で、気持ちのいいものだからです。

そして、ナポリからカプリ島までの海路が旅の記憶に残ります。外に出られない高速艇の場合、ナポリの港とカプリ島の港が直接繋がって、船で海を渡る感覚が欠如してしまいます。つまり、ドラえもんの「どこでもドア」みたいになってしまいます。
 
カプリ島の港を降りると、降りた港の中に青の洞窟行きの船乗り場があります。片道30分の往復で17ユーロ、約2300円くらいです。島を一周するツアーだと、2時間で25ユーロだそうです。ちょっと高いと感じました。また、安易にお金を払って到着するのも楽しくないので、ガイドブックに書いていた公共バスで行くことにしました。
 
でも、バス停がどこにあるか知りません。仕方がないので、そのへんの人を捕まえて聞きました。返事はイタリア語なので、何となくしか分かりません。でも方向は指差してくれるので分かります。だいたいバス停は、そんなに遠くにある訳がないので、歩いていくとなんとかわかります。実際、港から1分程度でした。

切符は、フェリーの切符売り場で買えました。これもそのへんの人を捕まえて聞きました。バスの切符は1.6ユーロでした。これを断崖の上の街、アナカプリで乗り換えでした。片道3.2ユーロ。往復7.4ユーロ。9ユーロ節約です。

バスは対面1.5車線の坂道を登っていきます。バス同士がすれ違うのは至難の業。時折バックしたりしながら、進みます。窓の外は崖です。そして海が朝霧を載せた絶景が見えました。

そんな風景に見とれているとアナカプリに着きました。ここでまた、乗り換えのバス停がわからず、そのへんの人を捕まえて聞きました。

乗り換えのバスを待っていると、日本人ツアーのグループと通り過ぎました。島の頂上へ行くリフトに乗るツアーのようです。ちょっと興味が沸き、青の洞窟の後に行ってみようかなと思いました。

その場で、予定を変えて動けるのが個人旅行の良さです。実際に旅の中で自由感を感じることが多くあります。行ってみて面白ければ、そのまま滞在することもできますし、つまらなければすぐに帰られます。

個人旅行を勧める理由の一つは、自由感が旅の楽しさを増やしてくれるからです。そして、時間に制約されるストレスを受けることがないからです。

日本人同士が空港に集合して、日本人同士が日本語で行う旅だと、とうしても隔離気味になります。旅行会社だって、参加者が自由に動かれたら引率できませんから、高い旅行でない限り冒険はしません。そうするとどうしても外国のことはほとんどわからないまま、テレビで見たところに行ったという旅になります。

ツアーは予算がありますから、あまり高いレストランには連れて行けません。地元の下町のレストランは、大人数では連れて行けない場合もあります。そんな話は、また次回でも。

さて、青の洞窟行きバスは10分過ぎて出発し、島の北西を回る道を下り、5分ほどGrotta Azzura”青の洞窟”に着きました。なんの変哲もない、海に面した行き止まりのロータリーです。ちょっと拍子抜けしながら、バスを降りました。
 
Grotta Azzuraと書かれた看板があり、石段を降りていくと、たくさんの小舟が見えます。ちょっと沖に、全長10メートルくらい、小型の漁船サイズの船が数艇泊っています。港からの直行船だと思います。だいたい20~30人乗船していました。そこから手漕ぎボートに乗り移って青の洞窟に入ります。

階段を下りると船頭が、俺の船に乗れ!と熱く呼ぶので、仕方ないなと思いつつ乗りました。いよいよ、世界で名を知られた青の洞窟で入ります。

(続く)

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