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介護予防のためにはシニアに適した片づけが大事です(住環境・色彩担当 研究委員 上野邦子)

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この機会に片づけを見直して見ませんか?

前回、転倒事故を防ぎ、ロコモ予防と健康寿命をのばす室内整備について述べましたが、整備の実践として「片づけ」があります。一般的な片づけ整理整頓は雑誌書籍等で多く紹介され情報も多くあります。しかし、シニアの心身の特性を踏まえたうえでの片づけの情
方は少ないようです。今回、安全面を配慮し体に負担がかからない、メンタル面にも良い影響を与え、介護予防にもつながる片づけについて考察しました。医師の視点から考えられた自律神経を整え健康に効果的な片づけを書籍で知り、この片づけはシニアに適していると実感できる事例がありました。(下記に)

安全面と体に負担をかけない片づけ

つまずきや転倒を防ぐためには、床はモノが置きやすいので、つい置いてしまいがちですが、床にモノを置かないよう心がけ、家具の配置なども凸凹を少なくしスペースをなるべく広くすること。また高いところに重いモノを置かない、重いモノは下に軽いものは上に置く(収納)が基本になります。腰や膝に負担をかけるので重いモノを持ち上げ片づけるときには、膝をかがめて両手で持ち上げるなどの配慮も必要です。普段使うモノは取り出しやすい高さや奥行きに。物忘れなどで探し物も多くなりがちなので置く場所をきめ、出しっぱなしにしない、使ったら元の場所にもどす習慣をつけることも大事です。

健康に効果的…自律神経を整える片づけ、思い出のモノをいかす

順天堂大学医学部教授の小林弘幸先生の著書「ゆっくり生きれば、遠くまでいける」大和書房によると、自律神経を整えるには、「毎日ちょっとだけ片づける」「一カ所だけ片づける」ほうが副交感神経を高めて健康に良いようです。一気に片づける方法がよく紹介されていますが、私が主宰している「シニアのシンプル片づけ塾」でも、一気に片づけて体調が悪くなった、前より片づかなくなった、もっと楽に片づけたいという意見が多いので、気力、体力、判断力も衰えがちなシニアにとって効果的な片づけだと納得ができます。

また、思い出のモノを身近に置くことは、楽しかった過去をポジティブに振り返えることで脳の活性化をはかるといわれています。(認知症やうつ状態などの高齢者の治療手段としての回想法があります)

片づけを介護予防のためにも習慣づけましょう!

まずは今の暮らし片づけを見直し、無理のない自分のレベルにあった片付け習慣を。片づけは体を動かし身の回りのことを積極的に行うことで、介護予防や認知症予防に効果があるので、男性も積極的に片付け習慣をつけましょう。不要なモノは増やさない、処分することも必要です。シンプルな片づけの実践法は改めて書きたいと思っています。

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