次世代育成は、シニアの手で!(新宿スキークラブ)(仲間づくり担当 研究委員 八久保宜美)

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ビジネスにおける職能や技術だけではなく、スポーツや文化においても次世代継承が課題になっています。趣味のサークルも高齢化で活動を休止するところも多く聞きます。

行政では、次世代育成にシニアボランティアの力を期待しています。子どもたちには学びのチャンスを、シニアには活躍のチャンスを。どちらにもメリットがある良い取り組み事例をご紹介しましょう。

東京都スキー連盟加盟の新宿スキークラブは、1964年に発足した老舗的社会人クラブです。「わたしをスキーに連れて行って」が流行りしピーク時には、貸し切りバス3台を連ねてのクラブ合宿が行われるほどの盛り上がりをみせました。スキー業界全体が地味目になった現在でも、競技スキーと基礎スキーのどちらも活動を継続しています。昨年には、50周年記念パーティも催され、100名近い新旧会員が集まりました。

会員の高齢化は御多分にもれずで、60代70代が先導するあっ晴れなトレーン(連なって滑ること)が見ものです。

2014年3月には、新宿区民対象の「ジュニアスキー教室」が予定され、キャンセル待ちが出る盛況とのこと。指導員、準指導員の資格を持つ会員は、対応や準備にうれしい悲鳴です。やはり若いエネルギーを身近に感じるのは、シニアにとっての何よりの元気の源のようです。

小さな子どもに教えるには、年配者のほうが向いている場合があります。孫を扱うように、褒めて伸ばすやり方はお手のもの。体力的にも程よいお付き合いができるのも、良いのかもしれません。

新宿スキークラブは、もちろんシニアの入会も大歓迎です。若い精鋭世代もいます。これからスキーを始めたいという方も、無理なく滑れる方法があります。用具選びから付き合ってくれる会員もいます。ご相談してみてはいかがでしょうか。お問い合わせは、facebookからどうぞ。

https://www.facebook.com/shinjyuku.ski.club

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