モッチーママの大和薬膳料理 第5回「旬のリンゴを焼いてみました♪」【喉を潤わせて風邪予防や目のトラブルに効果的!】(大和薬膳料理研究家 餅田雅子)

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【材料4人分】
《リンゴには肺と咽喉を潤す働きがあります!二日酔い、疲労回復、高血圧に効果的です。》
☆リンゴ 4個(1200g)
☆調味料:三温糖 80g、シナモンスティック4本またはシナモンパウダー2g、無塩バター80g

【作り方】
・リンゴは良く洗ってスプーンの柄の方で、中央の芯を底の手前までくりぬきます。
・皮のまわりにフォークで突いて穴を開けます。
・オーブンを180度40分に設定して余熱をしておきます。
・リンゴの中央の穴の中に軽く溶かしたバターと三温糖をそそぎ、深めの耐熱容器にのせてシナモンスティックをさして(シナモンを降って)オーブンで焼きます。
・出来上がったら火傷をせぬよう気をつけて器ごとお皿の上に取り出して、熱いうちに美味しくお召し上がりくださいね。^^^

【薬膳ポイント】
★リンゴは目のトラブル(かすみ目・ドライアイ・目の疲れ)も改善します。

【主な素材の薬膳としての効能】
*リンゴ:林檎には消炎作用があり肺を潤すので、乾燥しがちな喉を潤わせて風邪予防や二日酔い、疲労回復、高血圧に効果的です。また、目のトラブル(かすみ目・ドライアイ・目の疲れ)も改善する働きがあります^^。また、りんごには、整腸作用のある水溶性食物繊維のペクチンや利尿作用のあるカリウム、そして体と頭のエネルギー源となる果糖とブドウ糖がたっぷり含まれています。ペクチンの整腸効果は果肉よりも皮の部分に多く含まれています。甘味や香りも外側ほど強いので、皮つきで食べられることをオススメします^^。

*シナモン(桂皮ケイヒ):身体を温める作用があり、発汗・発散作用、健胃作用、血糖値の上昇を抑えて、毛細血管の老化も防止してくれます。主な効能としては、冷え性やシミ、シワのたるみなどの肌の衰えに有効性があります^^。シナモンの成分である桂皮エキスが、毛細血管の老化による減少が肌の衰えの原因であるため、毛細血管の減少を防ぐ効果があるのですね。

☆毎年今の季節には大好きなリンゴの芯をくりぬいて、無塩バターとシナモンスティック、三温糖で焼きリンゴを作ります。私の焼きリンゴは、オーブン加熱時間を少しだけ短くして歯ごたえを残します^^。リンゴを食べた~!!って感じなのですね~(^0_0^)/

★「元気シニア倶楽部会員」の皆さま^^いつも大和薬膳料理レシピをご覧くださいまして、誠に有難うございます。

《薬膳をオススメする理由。(^0_0^)/》
ずいぶん暖かくなってまいりましたね。今年の大雪に各地の方々はお大変な思いをなさったのではないでしょうか。心よりお見舞い申し上げます。

最近、なんだか気持が沈む、眠れない、疲労が回復されない、イライラしてしまう。自覚症状はあるんだけど病院で診てもらっても「検査結果には異常がない」。元気の気! やる気の気が自分の身体に流れていない……。

たぶん多くの方々が体験なさっていらっしゃるのでは? これもストレス社会の産物ですね。このように病気ではないけれど健康でもない状態の症状は【未病】と言われています。
【未病】の状態を仕方ないからと放っておくと、間違いなく健康状態を悪化させて病気へと進行させてしまいますね。

自覚症状もあり健康とは言えない病気になる前の段階で、運動や適切な食事療法をすることで、健康な身体へと体質改善することは私自身の体験からも可能なのですね^^。

薬膳は、パワーの一番ある季節の旬の素材の食性や効能を組み合わせた美味しい食事です。ぜひ皆さまの日々の健康にお役立ていただきたいと思っています。

どうぞお身体をお大切に。

★お役立ち記事満載の私のブログもどうぞご覧くださいませね(^0_0^)/
「モッチーママの毎日食べたい美味しい薬膳♪」

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