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壮大な美しい姿の江戸城天守が再建される!(日本元気シニア総研 執行役 榎本恵一)

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東京オリンピックの開催される2020年は、世界各国が東京に集まり盛大なスポーツ祭典になると期待しています。一方、この同年に向け「江戸城の天守閣」の再建・城築計画が着々と進んでいるのをご存知でしょうか。

「江戸城」は室町時代に太田道灌が創建し、その後、徳川幕府三代将軍の天守が慶長度(1607・家康)、元和度(1623・秀忠)、寛永度(1638・家光)と三度に渡り築かれました。その中で「寛永度天守」は、天守の歴史上、高さ(59m)は姫路城の2倍、大阪城より28mも高い日本最大の五層六階建て木造建築でした。日本最後の城郭として最も美観を有するお城であったと言われています。この天守閣は、明歴三年(1657)の江戸大火で焼け落ちて以来、江戸、明治、大正、昭和、平成の人が360年間も見たことのない「幻の城」になっています。三代将軍家光の時代に作り直した天守閣の台座石組は、今もそのまま残されています。この台座の上に当時の建築図面と全く同一の木造建築を再建する一大プロジェクトなのです。

世界の名だたる大都市は、その国の歴史、伝統、文化を代表するシンボルが必ず存在しています。ロンドンはバッキンガム宮殿、パリは凱旋門、ニューヨークは自由の女神、ワシントンはリンカーン記念堂、北京は紫禁城、ベルリンでは来る2019年に王宮再建を目指し世界都市の仲間入りを進行させています。

一方、東京は、東京タワー、スカイツリー、浅草寺などが候補として挙げられますが、やはり世界都市の一つを名乗るには「江戸城天守閣の再建」が最も相応しく、世界の都市間競争と観光立国に匹敵するモニュメントになり得る気がします。

「江戸城」が今でも多くのファンを魅了する理由は、その歴史の長さにあります。12世紀半ば、豪族の江戸氏が初の館を設けて以来、太田、上杉、北条、徳川、そして現在の皇室へと、同一場所で800年の長きに渡り城を建て続けたのは江戸城以外にありません。徳川家康が江戸に入ってから家康、秀忠、家光の三代将軍により最後の築城が完成されました。長年政治と居住の場所となった歴史の中に、語り継がれてきたエピソードやミステリーは、真偽の程は別として魅力的な関心事でもあります。その代表例を「江戸楽特集号」の中からいくつか紹介してみましょう。

1. 徳川の埋蔵金?

1657年に発生した江戸の大火災は、江戸城天守閣、大名屋敷、市街地の大半を焼き尽くしました。当時将軍の家綱は天守閣の石垣工事を即刻命じますが、大火の高熱被害で石垣の再構築は必要と判明。天守台座の地下内部には深い穴倉があり、非常用の武器や莫大な金塊と銀塊が備蓄されていました。これが大火により溶け出していました。砂金化した米粒大の金・銀を残らず収集していてはいつまでも石垣工事に取りかかれず、そのまま石を積み上げて工事完成させたと言われます。もしかすると今も天守台の地下奥深くに、金・銀が埋没している可能性はゼロではないかもしれません。

2. 関東大震災で出現した人骨

かつての江戸城には19カ所の「櫓(ヤグラ)」が存在してました。大正12年の関東大震災で江戸城跡「伏見櫓」の土手の一部が崩れ落ち、中から人骨16体が出てきたといいます。その原因は不明ですが、(1)人身御供の儀式説、(2)元墓地の遺骨移転損ね説、(3)大奥の事件説があります。大奥の女中法度の中に「奥向き事は親兄弟たりとも一切他言致すまじ」という一文があり、表に出ない事件はかなり多かったといいます。怨みや嫉みと激しい派閥・勢力争いの果て、刃傷沙汰に発展することも少なくなかったという言い伝えもあるそうです。

3. 最高の匠の技術力集結

江戸城は六十余州の各国大名が総力を挙げて徳川三代でようやく完成に至った巨大な城郭です。石材、木材、高名な大工(作事士)は全国から招集され、その中には安土城、大阪城、日光東照宮などを手掛けた者もいたと言われます。400年を超えても風化しない頑強な造りは江戸城に関わった高度な職人技に基づいています。城造りは戦国時代の最重要機密事項であり、建築資料は門外不出扱いでした。江戸城建立に際し、全国の城工法が持ち寄られ、すべての城職人技を惜しみなく発揮できる技の場を与えられた築城でありました。

「江戸城寛永度天守再建プロジェクト」は何処が運営してるのでしょうか。8年前に活動開始した江戸城再建支持者の次の市民団体です。

(1)団体名:「認定NPO法人 江戸城天守を再建する会」
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-32 前川ビル3階
電話:03-6423-1882 FAX:03-6423-1897
ホームページ:http://npo-edojo.org
フェイスブックページ:http://www.facebook.com/npoedojo

(2)会員入会申込:
○個人会員:正会員/年13,000円
      賛助会員/年3,000円
○法人会員:正会員/年60,000円
      賛助会員/年10,000円
会員の会費と寄付で夢の城再現を目指す団体です。寄付金は税制上の優遇措置を受けられます。加入会員は完成後の見学予約に優遇措置や「江戸城かわら版」情報紙が年4 回送付されます。

江戸城天守閣が2020年に完成すると、東京の都市景観は一変し、世界に類を見ない日本の伝統と文化を代表する偉大なシンボルとなることが期待できます。日本人に希望と勇気を与えるのみならず、海外から日本へ来訪する人々にも、日本の歴史と新たな東京のモニュメントとして感銘をもたらすことになるでしょう。この再建の会は皆様のご理解とご支援をお待ちしています。

日本元気シニア総研 執行役
認定NPO法人 江戸城天守を再建する会々員
榎本恵一

<出典・参考文献>
「江戸城かわら版」
「江戸楽(ガク)江戸城特集号」
「江戸・東京88の謎」

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