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年齢、男女で違う「食感・味覚ことば」(研究委員 藤原隆子)

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人が感じる味には甘味・塩味・酸味・苦味・旨味の五つの味(五味)があります。また、食品のおいしさ、イメージを伝える方法として、情報ことば、味覚ことば、食感ことばを用いています。例えば、以下の味覚・食感・情報ことばを使って、美味しそうなシュークリームの説明をしてみます。

■情報ことば~新鮮、季節限定
■味覚ことば~うまみ、濃厚、クセになる、香ばしく
■食感ことば~サクサク、モッチリ、とろける

「新鮮でうまみのある卵をたっぷり使った季節限定のシュークリームです。シュークリームの皮の表面はサクサクして香ばしく、一口噛むとモッチリとした食感。濃厚でとろける食感のクリームがたっぷり入っていて、一度食べるとクセになる美味しさです」となります。テレビに出てくるグルメレポーターは、美味しい以外にこれらの言葉を駆使して視聴者に味を伝えています。

好きな味覚ことば、食感こどばは男女で違いがあり、男性は「濃厚、コクがある、サクサク」、女性は「まろやか、ジューシー、モチモチ」に好印象を受けるようですが、「濃厚やコクがある」は高カロリーのイメージもあるので、年齢と共に「本当は好き、でも避けなければ」と感じるようになります。

食感ことばの「モチモチ、モッチリ」は多用されることが多く、もっちり食パン、もっちりパンケーキ、モチモチドーナツ、モチモチ肌(化粧品)など今まで「ふわふわ、すべすべ」のイメージだったものにまで使用されているのをよく見かけます。モチモチ食感の食品はアジアに多く、台湾に行くと弾力があるモチモチ食感を示す言葉の「QQ(キューキュー)」食品があふれています。

なぜ、日本でモチモチが人気になったかというと、日本の食文化である餅(昔から食べ慣れていてモチモチ=美味しいと感じる)や唾液が関係していると言われています。日本人は欧米人と比較して、唾液量が少なく唾液量は年齢と共に少なくなってくるので、パサパサしたパンや唾液が奪われるようなビスケットよりも水分量が多いモチモチとした食品の方が食べやすいと言えます。

さて、五味に関してですが、五味の中の「甘み、塩味」は健康的に感じる言葉としても用います。例えば「甘さと塩味控えめ」は健康に気をつけているシニア世代が食品を選ぶ際の条件になっていことが多いのではないでしょうか。

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