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「本当は寂しいの。でも、がんばっていくわ」(コミュニケーション担当 研究委員 木村純)

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震災の年から続けている気仙沼での仮設住宅集会場でのクリスマス会も、先の12月の訪問で4年目。涙と笑顔の1年目、再会の2年目、ファミリー感の3年目、と続き、今年は、事前に「ふれ愛、わかり愛」をテーマに企画内容を進めようということで、聖歌隊、落語、アカペラ、和太鼓、小学生の手作りプレゼントなどのメニューに加え、みなさんの意見や想いをカードに書いていただく機会を設け、会話の時間も増やしました。

港周辺でもがれきはほぼ片付き、仮設の復興商店街や施設などの再建、道路などインフラや生活のベースとなる「復旧」はある程度見えてきたものの、仮設の方々は、いつまでこの仮の暮らしが続くのか、を含め、これからの「復興」にはまだまだ大きな不安を抱えていらっしゃるだろうことは想像できる4年目、これまでのOneWayになりがちだった訪問に加えて、少しでも現地の方々と触れ合い、少しでもわかり合える会にしていきたいとの想いでの1泊となりました。

毎年はお子さんや男性もいらっしゃる中、今年は仮設から移動された方も含め、ご年配の女性がメインとなりました。

一通りの音楽や落語などの催しが終わったところで、カードとペンをお渡しし、今感じていらっしゃること、私たちに伝えたいことなど、自由に書いていただく場を設け、いろいろなメッセージをいただきました。

ある女性がスタッフに問いかけました。「本当に思っていることを書いてもいいの?」スタッフが「私たちは今年は一方通行ではなく、いろいろとご意見や想いを伺いたいと思っていますので、なんなりとご自由に……」と応える間もなく、「本当は寂しいの。でも、みなさんも、こうして応援してくれて、がんばっていくわ」とのお言葉をいただきました。カードには残りませんでしたが、きっと、これが、本音なのだろうと、心を痛めました。

翌日、語り部の方からお話を伺うときも、当時の話をされているときは涙を流され、私たちも涙しました。まだまだメディアでは伝わらない、数えきれない想いがたくさん、あるのです。

OneWayではない、総括でない、人と人レベルのコミュニケーションが、これから何十年も、もっともっと大切に、そして、目に見えるカタチで広がっていかなくては、真の「復幸」はなかなかできていかないだろう、と強く感じた4年目の会になりました。
(※別途、報告イベントを開催する予定です。あらためてご案内いたします。)

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