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第6回 夢活・38年目の謝罪(1)

元気シニアビジネスアドバイザー「夢活」担当研究委員の藤生です。私はお客様の「夢活」のお手伝いをしています。今回は「夢活」を自分で実際にやってみたところ、自分や周囲に起きたことをレポートします。

【なぜ自分で実際にやるのか】

夢をかなえようとするとき、人はたいてい、時間やお金や環境などの外的要因を理由にあげ、できっこないと言います。でも本当にそうでしょうか。自分で実際にやってみてわかったのは、「夢活」の最大の障害は自分だった、ということです。自分の中に湧き出てくる考えや感情です。「できっこない」「やらないほうがいい」「やったら大変なことになるぞ」という諦めや恐怖心です。
「夢活」をする人の中に一体何が起きるのか。それを知識ではなく体験として得ておくことは、これから「夢活」をお手伝いしていく自分には絶対必要なことだと思ってやることにしました。

【心残りを解消するという夢】

夢をかなえたいというときに、夢には2つの種類があります。一つは、今持っていないものを手に入れたい、今なっていないけどこうなりたい、という「ゼロからプラスヘ」という夢です。それともう一つ、「マイナスからゼロへ」という夢もあります。ずっと抱えている心残りを解消したいということで、例えば仲たがいしたままの人と和解をしたい、などです。
私が今回取り組んだのは、この「マイナスからゼロへ」の心残りを解消するという夢です。

【私の心残り】

私の心残りは、38年前に起きた事故について、友人に謝っていないということです。中学3年生の体育の授業の時でした。あの事故で、私は頭部に傷を負い、生死が危ぶまれ、後遺症の心配もされました。親や先生、市や県の教育関係者が見守る中、何ヶ月かして元気になることができました。しかしその間に、私は被害者でこの事故に関係した友人は加害者という形になっていました。でも実際は、私が彼の前に不注意に飛び出したのが原因で、彼も動作を止めようがなかったと思います。しかし、怪我をしたのが私であったから、彼は加害者とされてしまいました。
あの当時、私はただ病院のベッドに寝ているだけでした。退院した後も、大人たちの間ですでに話がついているようであまり詳しく聞くことはしませんでした。そしてそれから38年間、このことについて私は何もせずに過ごしてきました。今思えば、私がただ病院のベッドに寝ている間、彼は非常に悩み苦しんだと思います。もしかしたら、この事故はその後の彼の人生を変えてしまったかもしれません。

【夢活を始めようとすると・・・】

私は彼の消息を知りたいと思いました。そして彼に謝りたいと思いました。しかしそう思うと、「それは無理だよ。できっこないよ」「今更そんなことする必要ないよ」という考えが出てきました。
私がここで注目しておきたいのは、何か新しいことをやろうとすると自動反応的にこういうのが出てくる、ということです。そしてこれは真実でも何でもないということです。(これは「夢活」に限らず、シニアがこれから元気に社会参加しよう、と思った時にも出てくるでしょう。ここいらへんのシニアの心理は検討しておいた方が良さそうです)
多くの人はここで「そうだよな」と納得してあきらめてしまうところでしょうが、私には「夢活」をしたときに起きることを自分で体験として得ておくという目的があります。それでこの考えに負けずに先へ進むことにしました。すると不思議なことに、いろいろな方法を思いつくようになりました。そのうちの一つ、まずは当時の担任の先生に手紙を書いて相談することにしました。(つづく)

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