「こんなはずじゃなかったシニアライフ」第13回「行動」「偶然」「チャンス」の循環の法則

元気シニアビジネスアドバイザーの原沢修一です。 「こんなはずじゃなかったシニアライフ」第13回目の原稿お届けします。

第13回「行動」「偶然」「チャンス」の循環の法則

「感謝される」こと「感謝する」こと

今回掲載された原稿の中で何回感謝という言葉が出てきただろうか。「親子ゆえに容赦のない辛辣な言葉を投げつけてきた娘に感謝」「退職直後に救いの手を伸ばしてくれた友人に感謝」「渋谷で偶然出合った知人に感謝」「迷っているときに背中を押してくれた年下の友人に感謝」「未経験の私に講師のオファーをしてくれた方に感謝」「講師のイロハを仕込んでくれた先輩講師に感謝」退職して4~5年の間にこんなにも多くの人に、面と向かって言ってはいないけれども感謝している。今となっては退職した日に「このあとどうするの?」この妻の一言にも感謝しなくてはと思えるようになってきた。 今まで自分は常に見返りを求めてきた。常に感謝される側にいるほうが居心地良かった。最近気が付いたことは「感謝される」ことよりも「感謝する」側にいたほうが気持ち良く感じるようになってきた。たくさん感謝できる人のほうが幸せになれるような気がする。

人生の化学反応

事例にもあったように自分の意志に関わらず、とにかく行動を起こすことにより予期せぬ出来事に出会い、自分の中に潜んでいた今まで抱いたことのないような感情が突如噴き出してくる。私たちの日常は偶然に支配されているという。その偶然が「化学反応」を起こし思わぬ方向に私たちを導いてくれるときがある。「行動」が「偶然」を生み、そして「チャンス」にめぐり合う。このサイクルを回すためにはまず行動を起こすことが必要である。しかし行動を起こすことは簡単のようで簡単ではない。やはり結果を考えてしまうからだ。シニアになると特に腰が重くなる。私は「無理なく」「楽しく」をモットーに考えていけばよいと思う。そこに少しだけスパイスとして「役に立つ」を加えることにより人生に彩が増すような気がする。行動を起こすためには「ちょっとした勇気」があればよい。そして「好奇心を持つ」「楽観的に考える」が加わればさらに良い。 ◇「こんなはずじゃなかったシニア」を送っていた私はほんのちょっとしたきっかけから、思ってもみなかった方向に人生が転がり始めた。まさに台本のないドラマである。「行動」「偶然」「チャンス」のサイクルを回し続けていく先には、また新たな「化学反応」が待っている。「ちょっとした勇気をもって」行動し続けることによって!

今回第13回で「こんなはずじゃなかったシニアライフ」を終了します。 次回14回目からは「こんなはずじゃなかったシニアライフ」夫婦編です。

以下は「行動」「偶然」「チャンス」の循環の法則と行動を起こす必要3条件です。

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