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還暦ビキニ (交流会 研究委員 鳥羽展維)

「還暦」と言えば、かつては「数え60歳」の人が「赤いチャンチャンコ」着て、一族でお祝い、と言うのが定番でした。
が、60なんて未だ「洟垂れ小僧」と80・90の方々に言われるようになり、定年退職も65才?と言う時代になり、還暦のお祝いも自体も、余り聞かなくなりました。

そんな最近、「自分の納得できる遺影」を、と還暦を切っ掛けに機会があるごとに撮影する話はお勧めですし、結構聞きます。
が、今回は同じ赤でも、チャンチャンコではなく「ビキニ」で写真を撮りたい! と話を持ちかけられ、お手伝いしました。
スタジオを手配し、最初は硬かったご本人も、後半はリラックスして、撮影は無事終わりました。
そんな中目にしたのが週刊誌の「女性自身」の記事でした。*抄録

ミュージカルのチラシのように、華やかに着飾った美しい女性たち。彼女たちの共通点は、全員が「還暦超え」であることだ。最高齢の女性は、なんと御年89歳!熟女たちが何ゆえこのような写真を撮っているのか?

「プロの手で美しく生まれ変わり、美しい写真を残す。そんな願いを持って当スタジオに来られるシニア女性が増えたため、”シニアビューティ『奇跡の1枚』キャンペーン”を考えました。60歳以上の女性を対象に、この9月から期間限定で始めたのですが、予想を超えた反響があり、10月だけで300人以上ものご予約をいただきました。還暦を機に『この先なにがあってもいいように、綺麗な姿を残しておきたい』と思われる方が多いのです。」

オプシスの『奇跡の1枚』では、撮影後の修正をしていない。シミやシワなどは、ものすごく強いライト(ストロボ7個)を当てれば、見えなくすることができるのだ。この照明では顔の造作まで薄くなるので厚化粧を施す。つけまつげを付け、ファンデは厚塗りの、ギャルメーク並の濃いメークがちょうどよい。髪を盛って、華やかに見せれば完璧の美女だ。

取材当日、娘の琴美さん(29)と一緒にスタジオに現れた小林はる代さん(71)。最初は緊張の色が見えたが、メークをし始めるとイキイキと輝きだした。

「いつもはほとんどお化粧をしないので、自分の変りように驚きました。特につけまつげを付けたとき、ウイッグを付けたときの変身ぶりがすごかったですね。楽しくてしかたありませんでした!こんなに美しくしていただきましたから、私もぜひ遺影として使用したいと思います」

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