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シニアの「昔が懐かしい同窓会」 の楽しみ方(日本元気シニア総研 代表 富田眞司)

(初出 2012年1月 「元気シニア時代への提言」シリーズより)

1. 65歳過ぎると急に増える同窓会

会社をリタイアすると、急に同窓会に案内が増えます。小学校、高校、大学、職場などからの同窓会の案内が来ます。

例えば、71歳の筆者は6社に転職したため、交友関係が広く、来る同窓会の案内は小学校、高校、大学以外に、職場、ビジネス仲間など10通近くも来ます。昔懐かしい人との出会いが楽しく、時間があれば、なるべく出るようにしています。

2. 旧友との語らいは懐かしさでいっぱい

同窓会に参加して、何10年かぶりに会うと、多くの人は顔が丸く、やさしくなっていることに気が付きます。長い人生がやさしい顔にさせるのでしょう。でも、中には、全く、昔とは想像できないくらい顔の表情が変化した人もいます。どんな人生だったのか、気になります。

同窓会で旧友との語らいは、昔を思い出し、懐かしさでいっぱいになります。忘れかけていた昔を思い出し、センチメンタルになるのも、「脳」にとって良いことです。皆さんも、せっかくに機会ですから、ぜひ、参加されたらどうでしょうか。

とは言うものの、同窓会への参加は、無理に参加する必要はありません。楽しい思い出がなく、参加したくない方がどの同窓会にもいます。昔のしがらみから抜け出せず、楽しくないようなら、参加しなくても構いません。幹事の義理に縛られず、何事も自分の意思で決めれば、良いのです。

そこで、今回は同窓会の楽しみ方について、提案しましょう。

1. まずは、健康で参加できることに感謝!

シニアの同窓会の話題は、「健康」のことになりがちです。自分がほどほどに「健康」なら、そのことに感謝します。

70歳過ぎると、誰でも体に不調を感じるものです。私が参加している小学校のクラス会では、60名中、9名もの人が亡くなっています。やはり、ガンで亡くなられた方が多いようです。

宿泊付きの同窓会では、相部屋になった仲間の夜の行動も参考になります。「深夜トイレ」「いびき」「歯ぎしり」、朝5時から起床するなど、老化現象が現れてきている方も沢山います。老化現象は、「歯目マラ」という言葉はあります。まず、「目」(白内障、緑内障など)、「歯」(入れ歯など)、そして、性的機能の低下に現れるようです。さらに、「足腰」にきます。同窓会では、同世代の人たちの健康状況を目の当たりにすることができ、大いに参考になります。

2. 元気なシニアから元気をもらう!

今のシニアは個人差が大きく、「やる気のない暗い人」もいれば、「明るく元気な人」もたくさんいます。まだ残された人生が沢山あるのに、元気がないのはよくありません。元気な人がいれば、その元気をいただきましょう。

中でも、シニアの女性が元気です。特に、亭主に先立たれた「寡婦」の元気さには驚かされます。逆に、奥さんを亡くした「亭主」は元気がありません。

一方、幼いころ、あまり目立たなかった人が社会に出て大活躍し、日本を代表する職人になっている方の自信たっぷりの話には、感動させられます。

元気な人達がなぜ、元気なのかを知り、元気をもらうことも大切です。自分が元気ならその元気を皆さんに分けてあげましょう。

3. 昔の序列は忘れる、対等な立場になる!

同窓会で一番気になるのは、「昔の序列が残っているかどうか」です。小学校であれば級長、学級委員、成績の良かった人、会社であれば上役であった人たちがそのまま、威張っているかどうかです。昔のままに序列が今でも残る同窓会は、ちっとも楽しくありません。序列を忘れて、対等な立場で楽しめるのが、同窓会です。

特に勤務先での同窓会では、どうしても昔の役職が前に出てしまい、まるで仕事の延長上の同窓会になってしまいます。そんな同窓会は、一度は参加するものの、二度目からの参加が激減してしまいます。同窓会は、対等の立場で参加したいものです。

4. 旧友から新しい仲間を作る!

同窓会で旧友との語らいが昔を偲び、懐かしくなります。せっかくの同窓会です。暗くふるまうのは、やめましょう。つらかった思い出も、明るく笑い飛ばす気持ちでないと、楽しくありません。

また、同窓会を活用して、新しい友達や仲間を作ることをお勧めします。シニアになると友達が減り、孤独になりがちな人が増えています。だから、同窓会の場を活用して新しい仲間を作りのも、いいものです。趣味、スポーツ、ライフスタイル、娯楽など、同じ興味をもつ仲間ができれば嬉しいものです。

ベターハーフを無くした人たちで友達になるのも方法です。仲間との会話は「認知症予防」にもなります。

5. 無理に参加しない!

同窓会に参加したくないなら、参加しないことです。幹事や先輩、先生に悪いからといって、無理に参加しても決して楽しいものではありません。しがらみのないシニアは、自分の意思で参加を決めれば良いのです。

無理に参加した人の暗い雰囲気が、せっかく楽しい同窓会をぶち壊しかねません。ある同窓会の幹事をした人の話では、同窓会に出たくない人が数%から1割位いるとのことです。

6. 自分を再発見する機会とする!

昔の時代に帰ると、幼いころの忘れかけていたころの自分に出会うことになります。

学校の場合、学業の話になりがちです。どうしても、学業成績が良かった人が中心になりがちです。日本の教育は学業成績中心の評価軸なので、それも影響しているようです。個性が発揮できる、個性を伸ばす教育であると、違う一面を見ることができたかも知れません。

実社会では、学業とは別に能力を沢山発揮している人もいます。そんな人の話は、大変参考になります。一方、自分でも気付かなかったことを指摘してくれる友人がいます。自分を「再発見する機会」になります。

同窓会への参加が、「人生をやり直すチャンス」に出会う場になるかも知れません。

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