運動は健康寿命を延ばす ラジオ体操の薦めVol4  <体操を始める前の心構え> 

元気シニアビジネスアドバイザーの福永邦昭です。 『運動は健康寿命を延ばす ラジオ体操の薦めVol4<体操を始める前の心構え>』です。 誰もが病気にかからずに人生を終えたいと願っています。西洋医学は様々な要因による障害、感染による疾患を治療することが主体ですが、東洋医学では<病気は人体の気の病>と云われているように、大気・天気・病気の「気」で自然や人体などのバランスコントロールするのが根源的な要素です。人は気をコントロールする力を自らもって病気に対する自然治癒を高めようとします。  最近この東洋医学的発想が注目され、「未病のうちに病気を防ぐ」といった治療主体から予防治療にシフトしたにしています。そこで欠かせないのが運動です。運動の4要素は筋肉トレーニング・柔軟性・バランス・有酸素運動です。 『ラジオ体操第一・第二』はこの総てを取り入れ、全身をバランス良く動かすように組立てられています。高齢と共に体の中心部や足の筋肉が衰え、姿勢が悪く歩幅も短くなりがちです。そこで体操を行うと際には腹部・首・肩甲骨・ふくらはぎ・ハムストリート等使う筋肉を意識しながら、時には力を抜いて柔軟性を高め、左右の腕や足の上げ下げ,ジャンプや体のひねりで全体の筋肉や関節のバランスをとる。そして大事なのは呼吸です。体を伸ばす時に<吸う>、腕を下ろす時には<吐く>が基本です。  第一体操も第二体操も13の運動から構成されておりますが、見た目や形だけの自己流では駄目。それぞれ動きのポイントはどこかを確認しながら正しい動きをすることが大切です。  そこで、手・足・胸・腹・背中の筋肉は骨を動かすので『骨格筋』と呼ばれ、自分の意志で動かせるので「随意筋」です。一方内臓の壁となって、内臓を動かしているのが『内臓筋』自分の意志で動かせないので「不随意筋」と呼ばれます。『骨格筋』は全身で300~600ぐらいですが正確な数はわかっていない、総てを合わせると体重の40~45%を占めている。  全身の筋肉をその役割は以下の通り自分筋肉を指で触れてみると、主要な筋肉を上から首(胸鎖乳突筋)・肩背中(僧帽筋)・胸(大胸筋)・胸(大胸筋)・腕(上胸二頭筋/上胸三頭筋)・腹(腹直筋)尻(大殿筋)股(大内転勤)・太腿の後(大腿二頭筋)・ふくらはぎ(ヒラメ筋)・アキレス腱(踵骨腱)です。 次回は「ラジオ体操第一」の13で構成された運動はどの筋肉を使うかを検証してみます。  
筋肉について

使用イラスト「教育画劇」

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