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シニア・ビジネス探訪 第25回 健康寿命120歳説

元気シニアビジネスアドバイザーの林野均です。今回は最近読んだ本「世界中の長寿郷に学ぶ健康寿命120歳説」(株式会社三五館、定価 本体1200円+税)をご紹介したいと思います。

この本は、長寿郷と言われている地域を40年間に67回、フィールドワークで訪れた国際自然医学会会長の森下敬一博士の研究を基に、食品・医療・環境問題に取り組むジャーナリスト、船瀬俊介氏がまとめたものです。

森下博士によると、1970年代には最高寿命は150歳、それが時代が進むにつれ、1980年代は140歳、1990年代は130歳、2000年は120歳と、最高長寿年齢が縮んでいます。これは今の西洋文明が生命を阻害する機械(物質)文明であり、反生命的文明であるためだそうです。

森下博士が踏破し、証明した世界五大長寿郷は次の5地域になります。①旧ソ連「コーカサス」②パキスタン「フンザ」③南米エクアドル「ビルカバンバ」④中国北西部「新疆(しんきょう)ウイグル」⑤中国広西「巴馬(パーマ)」これらの地域には100歳を超える長寿者が日本の何十倍にものぼる割合で生活し、しかも要介護状態のお年寄りなどいないんだそうです。その長寿者に実際に会って聞き取った長生きの共通の秘訣は、①少食・粗食(大食漢は皆無)②菜食(肉食者はいない)③長息(腹式呼吸でよく笑う)④筋トレ(よく働き、筋肉を使う)⑤セックス(愛情深く、子だくさん)の5項目です。

日本では最近「減塩」と言われていますが、摂ってはいけないのは工場で作られる「食塩」などの人工塩、これはまさに「化学薬品」であると森下博士は仰います。海水を蒸留して得られる海水塩と、それが岩石として堆積した岩塩などの自然塩は多種多様なミネラル分を含み、むしろ積極的に摂取すべきだそうです。

また、最近よく言われている「年寄りは肉を食え」、これも間違いだと森下博士は指摘しています。肉食をしている元気なお年寄りもいらっしゃいますが、これは肉を食べたから元気なのではなく、元気だから肉を食べても平気なのであって、本末転倒の考えだそうです。人間の歯並び、唾液のpH、消化器の長さから、本来は肉を食べるようにはできていないのだそうで、むしろ肉食自体が「発がん物質」とまで言われています。

穀物(炭水化物)は長寿にとって大切な食品ですが、現代の精白された穀物には必要なビタミンやミネラル、食物繊維が含まれていないし、精米にも栄養豊富な胚芽が欠けているので、長寿には好ましくないんだそうです。

いろいろ説明してきましたが、概要だけですので、興味のある方は実際にこの本を読んでみてください。120歳まで健康で長生きできるかもしれません。

(株式会社三五館 本体1200円+税〉

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