シニア・ビジネス探訪 第39回 日本を変えた70年代展

元気シニアビジネスアドバイザーの林野均です。 10月11日(水)から17日(火)まで、渋谷区総合文化センター・ギャラリー大和田で、SONYやHONDA、映画ポスター等を手掛けたグラフィックデザイナー沼田皓二さんと、一般社団法人日本元気シニア総研主催の「日本を変えた70年代展」が開催されました。 1945年、日本は敗戦国となりました。そこから先人の努力によって世界に復帰するために20年、やっと世界に存在が認められたのは1964年の東京オリンピックの開催が成功してからです。文化面・経済面において取り残されていた日本は世界の流れに戻ることを優先事項としていました。そして1970年の大阪万博の成功により、日本は独自の文化を作り始めたのです。そう、70年代は今の日本の新たなスタートの年となったのです。そんな70年代に日本は世界からどんな影響を受けたのか、そして世界にどんな文化を発信し始めたのか、それを実際のポスターや書籍、LPレコードのジャケットなど、実際の「物」を展示することによって、シニア世代には懐かしさをもって振り返り、若い世代には自分たちの文化がどこからスタートしたのかを身近に分かりやすく感じてもらうための展示会でした。 トークショーも行われました。 ・10月14日(土) 14:00~田村新吾(元、ソニー設計者)&谷口修平(元、ソニー製品デザイナー)対談 16:00~宮田徹也(嵯峨美術大学客員教授) ・10月15日(日) 14:00~真実一路(俳優・朗読家・演出家) 15;00~長濱治(写真家) 日本元気シニア総研は、シニアビジネスを一緒に考え作り出そうと言う面と、シニア世代に元気になってもらうための情報発信という面の二つの側面を持って活動している団体です。団塊世代が現場からリタイアした今、日本が築いてきた信頼が損なわれるような事態が頻出しています。次の世代を正しく教育してこなかったのはシニア世代の責任かもしれません。まだまだのんびり余生を過ごすような年齢ではありません。間違った方向に進みつつある日本の進路を正しく修正するのはシニアの方々かもしれません。 「シニア」をキーワードとした企画がある方は日本元気シニア総研に御相談下さい。  

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