シニア・ビジネス探訪 第43回 自動車が自分で駐車してくれる?

元気シニアビジネス・アドバイザーの林野均です。 今回は「自動駐車装置」のお話です。日産自動車のテレビコマーシャルで、新型リーフに自動駐車装置が装備されたことを知り、早速体験に行ってきました。 この装置の名前は「プロパイロット パーキング」。3ステップの操作でステアリング、アクセル、ブレーキ、シフト、さらにパーキングブレーキまですべて自動制御し、駐車完了までドライバーをアシストしてくれます。システムを起動しモードを選択します。モードは縦列駐車・後退駐車・前進駐車の3種類の中から選択できます。モードを選択後、止めたい場所に近づきブレーキを掛けます。画面に駐車場の位置が映し出されますので、止めたい駐車スペースを指定して、装置のスイッチを押し続けると車が自動で駐車をしてくれるのです。まだまだ条件により100%完全とはいかないようですが、自動車が自分で駐車するのを目の当たりにすると感動しますね。 ・日産自動車プロパイロットパーキング http://www.nissan-global.com/JP/TECHNOLOGY/OVERVIEW/propilot_park.html 高齢者の社会問題となっている誤操作や免証許返納問題。地方では自家用車以外の移動手段がないというところもあり、免許証を返納したら外出もできないというケースもあるようです。それを解決するための一つの方策が全自動運転。もちろん最終的には自動車だけでなく、インフラや人間の交通モラルの問題もありますので一朝一夕には完成しないでしょうが、操作としては一番難しいだろう駐車が自動化されたということは、全自動運転に至る大きなハードルを一つ越えたよう に思います。着々と進化していますので見守りたいですね。 (取材協力:日産自動車販売株式会社巣鴨店http://map.nissan.co.jp/c/h/TENPO/0702/12L.html

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