シニア・シネマ・シリーズ 第14回 『孤狼の血』

警察小説×仁義なき戦い=孤狼の血

元気シニアビジネス・アドバイザーの林野均です。 今回紹介する映画はシニアが主演の映画ではありませんが、シニアの方々が懐かしく思えるような映画、「孤狼の血」です。 昭和63年。暴力団対策法成立直前の広島・呉原―。そこは、未だ暴力団組織が割拠し、新たに進出してきた広島の巨大組織・五十子会系の「加古村組」と地場の暴力団「尾谷組」との抗争の火種が燻り始めていた。そんな中、「加古村組」関連企業の金融会社社員が失踪する。失踪を殺人事件と見たマル暴のベテラン刑事・大上と新人刑事・日岡は事件解決の為に奔走するが、やくざの抗争が正義も愛も金も、すべてを呑み込んでいく……。警察組織の目論み、大上自身に向けられた黒い疑惑、様々な欲望をもむき出しにして、暴力団と警察を巻き込んだ血で血を洗う報復合戦が起ころうとしていた……。

©2018「孤狼の血」製作委員会

監督:白石和彌 出演:役所広司、 松坂桃李、 真木よう子、 江口洋介、 他 原作:柚月裕子「孤狼の血」 原作は第69回日本推理作家協会賞を受賞した、柚月裕子の「孤狼の血」。氏が「孤狼の血」を書いたきっかけは、映画「仁義なき戦い」を観たからだと公言されています。「仁義なき戦い」の魂を継ぐ柚月裕子と「仁義なき戦い」の血を継ぐ東映がタッグを組んだ漢(おとこ)の映画です。 5月12日(土)より公開されます。 公式サイト→http://www.korou.jp/

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