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『ジェロントロジィー(老年学)について~第1章』(日本元気シニア総研 理事・医療分野担当研究委員 松尾厚二郎)

§1ジェロントロジィー(老年学)について
“よりよく老いる技術は、体験者から学ぶ。それには老年学、長寿法の基本を知り80代の先輩からもよく学ぶ。これがこのミニリポート第1章の帰結である。

諫言すれば、“素晴らしい80代以降”を実現したい、自信を持って”
===これが著者の語りかけたい吐露したい本質である。そしてそれが、これからシニアーに差し掛かる人、今まさにシニアーの人に伝えたい山本先生(脚注)の実践に基づく知見なのであろう。…

60、70,80歳は、それぞれ西欧ではヤングオールド、オールドオールド、スーパオールドと呼称される。各世代において、“ココロの持ち方含めた生活習慣構築の仕方”が、大きくQOL(生活の質)、ADL(日常活動性)のレベルに結果として如実に確実に反映される。

ジェロントロジィー(老年学)は、この100年学問が縦割り的かつ要素還元的に発展してきたことに対し、これらの諸学問を再統合する役割を担う側面が有る。

せにつながるの。
シニアーが、晩年をうまく過ごすにはどうすれば好いのか、こうした問いへの回答が求められている。いかに老いるかを知ることは、知恵の極みであり、偉大な人生の最も難しい1章であると考えたい。

 人類がこれまで味わったことの無い長寿を手に入れた現代人にとって、長い余生をどう過ごすかは一生の大問題、ボケたり寝たきりなったりせず、幸せな晩年をむかえる為には、いかに老いるかを知ることがますます必要になり、だからこそ「誰から老いの知識を教わるのか」が、差し迫って問題なのです。

日本は、医療、医療費問題、年金問題、介護に集中しすぎて老化についての正しい知識を教えてくれることが皆無に近いのです。
それではそれに対する一つの帰結をのべよう。

50代以降、禁煙、非アルコール依存、健康的な体重、適度な運動、安定した結婚生活、の良好な生活環境を築き上げた人たちだけが、80代まで健康に生き延びるのだ(「成人発達の研究」ヴァイラント教授)
幸せで健康的な老いは、遺伝子、家柄、まして学歴などで無く、個人のライフスタイルの選択によるのだということを、再認識したい。

老年期(70歳代~)は、人生の「地雷原」でユックリ渡って行くにせよ、60代、70代はその真只中、80歳超えてまだ健康で元気であれば、初めて地雷原を突破したと認定されるのだ。

50代以前から充分な正しい知識を身に着け、正しい生活習慣を守った人は、スイスイと地雷原突破に成功する。
反面、老いについての知識を欠き、碌な準備もせず、地雷原に入ってしまった人は、途中で死んだり、病気で寝たきりになったり、多くは80歳まで生きられない。

“いかに老いを知るかは、80代の人から学べと”この、考え方、具体的な実践方法について、次の第2章以下に示してみよう。(以下、次回の投稿にて)

<参考情報>
山本思外里先生;世田谷区生涯大学での講演を聞いて。参考図書;「よりよく老いる技術~体験者から学ぶ老年学長寿法」(山本思外里著;社会保険出版会)

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