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シニアビジネス探訪 第7回 アクティブシニア向け新築分譲マンション

元気シニアビジネスアドバイザーの林野均です。以前介護付き有料老人ホームのお話をさせていただきましたが、今回は分譲形式のシニアマンションです。「アクティブシニア向け」と銘打たれていましたので興味を抱き、お話を伺い、見学させていただきました。

JR埼京線通勤快速で池袋から17分の武蔵浦和駅、改札を出て徒歩4分で到着したのが「グランコスモ武蔵浦和」、160戸のマンションです。売主は大和ハウスグループの株式会社コスモスイニシア。入り口はもちろんセキュリティ完備、さらに入ったすぐ横には管理室があり、スタッフが常駐しています。
このマンションは分譲ですので権利形態は所有権。相続もできますし、譲渡することも賃貸にすることもできます。普通の分譲マンションとどこが違うのかといいますと、アクティブシニアに対するサポート体制が整っているところです。まず「24時間見守りサービス」。室内の洋室・トイレ・浴室に緊急コールボタンが設置されていて、緊急時には常駐スタッフが急行します。1階には内科クリニックが入っていて、通常の診療以外に、入居者に向けては月数回の健康相談会も開催されます。また、介護施設との提携もしています。さらにすぐ近所には「武蔵浦和メディカルセンター」という全国最大級のメディカルモールがあり、総合病院並みの診療科目が揃っています。
マンションの1階には社員食堂並みの値段で食事ができるレストランもありますし、大浴場もあります。入居者専用のこの浴場は入居者なら13時から22時までいつでも、何回でも無料で利用することができます。
サポート体制はまだまだあります。「サークル活動支援サービス」や「旅行・イベントの企画」も行っています。「サークル活動支援サービス」は、スタッフにてサークル立ち上げのお手伝いをし、活動自体は入居者中心で進めていきます。そしてその活動の場所として各階に共用のアトリエやラウンジが設けられています。1階には防音完備のカラオケルーム(有料)まであります。また、ゴミ置場も各階にあり、1階までゴミを下ろす必要がありません。これもうれしい心遣いですね。

さて、実際に部屋を見学させていただきました。まず廊下はすべて中廊下になっていて、雨が吹き込むことがありませんし、カーペット敷きで手すりも付いています。部屋はもちろんユニバーサルデザインで、段差のないフラットフロア、ドアにはのぞき穴が2カ所、通常の目線のほかに、車椅子に乗った場合の目線の高さにもあります。室内の造り付けの家具には取っ手の金具が付いていません。どこに指を掛けても開けられるようにデザインされています。トイレと浴室には手すりが付いていましたが、部屋にはありませんでした。これは、若いうちから入居する方も多いため敢えて付けていないそうで、後から取り付けることも可能です。また内部はすべて引き戸になっていて、万一倒れてドアに寄りかかっていてもすぐに助け出せるようにしているそうです。調理台もIHになっていて、火を使わないような配慮がされています。

これだけの工夫が施されているだけあり、本物件は購入希望者が多く、他の一般マンションから移ってくる方や、地方の戸建てから移ってくる方も多いそうです。購入可能な部屋は残り少なくなってきていますが、これだけの素晴らしいコンセプトのマンションにもかかわらず、次物件の具体的な計画は現在未定とのこと。首都圏に限らず地方自治体や再開発組合からの引き合いは多いものの、シニアの方が望む条件に適した土地は限られており、条件が合っても適正な販売価格設定が難しいケースもあるようです。
アクティブシニアが増えることで国や行政が負担する医療費は減るわけですから、このようなマンションに対する国や行政による補助金制度ができるよう、働きかけが必要かも知れません。

「グランコスモ武蔵浦和」公式サイト
http://www.cigr.co.jp/pj/shinchiku/A02223/
グランコスモ武蔵浦和

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