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シニアビジネス探訪 第10回 健康寿命は口腔ケアから

元気シニアビジネスアドバイザーの林野均です。今回は口腔ケアのお話です。
「特定非営利活動法人 日本咀嚼学会」主催の「第22回咀嚼と健康ファミリーフォーラム」が10月25日(火)に有楽町朝日ホールで開催されました。テーマは「健康寿命の延長のためにお口からできること」

健康寿命の延長のためにお口からできること

健康寿命の延長のためにお口からできること

基調講演が、国立保健医療科学院 統括研究官で歯科医師の安藤雄一氏
 「健康寿命とお口の健康の関係」
講演として、医療法人社団日瑞会理事長、長谷川寛氏
 「高齢期の上手な歯科のかかり方」
そして、東京医科歯科大学歯学部附属病院歯科衛生保健部部長、足立淑子氏
 「健口で、はつらつライフを!」
その後、新潟大学大学院医歯学総合研究科 包括歯科補哲綴学分野教授、小野高裕氏司会で総合討論が行われました。

昭和の後半期に「よい歯で、よくかみ、よいからだ」という標語が用いられましたが、「よい歯」というのは歯を失わないことで、本数で客観的評価ができます。以前よく見かけた「8020」というのは80歳で20本の歯を残すということで、そのことをよく表現しています。「よくかみ」とは、食べ物を飲み込みやすい状態に粉砕すること、「よいからだ」は肉体的・精神的・社会的に満たされた健康状態を表現しています。咀嚼不良者は栄養摂取量が少なくなりがちだそうです。歯が残っていない高齢者は要介護になるリスクが高く、逆にかかりつけの歯科医を持つ高齢者は要介護になりにくいんだそうです。また、咬み合わせが悪いだけでも誤嚥性肺炎になったり、よく転倒したり、低栄養リスクも高くなりがちだとか。

では、上手に歯科にかかるにはどうするか。セカンドオピニオン、サードオピニオンが大事だそうです。現在歯科医の数はコンビニの数より多く、歯科医は「集患」に力をいれているので、納得できなかったら別の歯科医院に行くのがお勧めだそうで、たとえば義歯にするか、ブリッジにするか、あるいはインプラントにするか、迷う時があるでしょうが、今歯科の世界は細分化されていて、自分の専門以外のことはよく知らない歯科医も多いんだそうです。たとえばインプラントの専門医はなんでもインプラントにしたがる傾向があるんだそうですよ。

ところで、口腔を健康に保つために一番重要なのはブラッシングです。汚れがたまりやすいのは歯と歯肉の間、そして歯と歯の間。そこを重点的に磨きます。「歯ブラシ」はあくまでも「歯ブラシ」であり、「歯肉ブラシ」ではないので歯肉をこすると傷がつくこともあるそうです。歯を磨くにしても力を入れすぎるのは禁物、毛先がたわむほど力をいれるのはご法度だそうです。そして少量の水で力強くすすぎ、口のなかの汚れを完全に吐き出す。さらには「歯」だけでなく、「舌」の手入れも重要です。舌の表面の苔状の汚れを掻きだす道具も市販されています。
歯科医は歯に問題が生じてから行くのではなく、問題がないことを確認するための定期的歯科検診が大事だそうです。さあ、口腔内の手入れを怠りなく、健康な歯で食事をし、健康寿命を延ばしましょう。

「特定非営利活動法人 日本咀嚼学会」→http://sosyaku.umin.jp/

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