シニアビジネス探訪 第6回 シニアで「まちづくり」を

元気シニアビジネスアドバイザーの林野均です。今回は「まちづくり」のお話です。8月31日(日)に「公益財団法人さわやか福祉財団」のシニアボランティア研究会に参加してきました。テーマは「今こそ、まちづくりを始める時」 講演① 山崎亮氏(株式会社studio-L代表取締役)  講演② 川北秀人氏(IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]代表者)  パネルディスカッション『地球を変える住民パワーのあつめかた』  ・パネリスト
  • 後藤純氏(東京大学高齢社会総合研究機構特任講師)
  • 中村順子氏(認定NPO法人コミュニティ・サポートセンター神戸理事長)
  • 菱沼幹男氏(日本社会事業大学社会福祉学部准教授)
  • *山崎亮氏、川北秀人氏も参加。
 ・アドバイザー
  • 樋口恵子氏(NPO法人高齢社会をよくする女性の会理事長)
 ・コーディネーター
  • 堀田力氏(さわやか福祉財団会長)
山崎亮氏は「コミュニティデザイナー」として、川北秀人氏は「コーディネーター」として全国の「まちづくり」に活躍されています。セミナーの主旨としては、「まちづくり」は行政にお任せするのではなく、地域の住民の積極的な参加が必須となりますが、特にその中でも「シニア」の参加が重要になるということ、そして「シニア」を積極的に参加させるのが、現状では非常に難しいというお話でした。 同じ「シニア」でも女性は声を掛けるだけである程度の参加は見込めますが、男性は声を掛けただけではなかなか参加してくれないので、いろいろ策を弄しなければならないということで、たとえば男性の場合は一人一人の功績を讃えた上で依頼するとか、それぞれに役を与えて委員に任命するとか、その策の一部を経験から披露して頂きました。 なぜシニアを「まちづくり」に参加させるか、それは「まちづくり」に参加させることで「シニア」の居場所作りにもなるし、閉じ籠もり予防にもなるという目的もあるそうです。なにしろ、外出頻度と歩行障害・認知症の発症は反比例しているそうですから。 「公益財団法人さわやか福祉財団」は元最高検察庁検事・法務大臣官房長の堀田力氏が1991年に立ち上げました。「高齢化社会における新しいふれあい社会の創造」を理念に掲げています。 「公益財団法人さわやか福祉財団」→http://www.sawayakazaidan.or.jp/ town 過去の投稿記事 バックナンバーはこちら

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