誤嚥を防いで日々健康に!(遠藤歯科医院院長 遠藤憲史)
高齢者の友達といわれる肺炎、死亡率も第3位です。
肺炎も医学的には細かく分類されますが、難治性の肺炎は誤嚥によるものです。
その予防は第一に口腔の清潔です。歯石、虫歯はなくしておくことです。
義歯も常に清潔にしておくことです。
万が一の誤嚥で食塊が気管に入っても、最小限のダメージにするべきです。
それと意外に知られていないのが、かみ合わせの高さの低いことが、咀嚼筋の停止の阻害になることです。
口元がくしゃつとした人は注意です! 顎関節の悪い人、咀嚼筋の弱い人、唾液の少ない人、脳の病気をした人はもっと危険になります。
歯が悪くても体に合ういい入れ歯を入れることが誤嚥を予防する一手段です。
ご縁は大切ですが誤嚥はいけません!
遠藤歯科医院 院長:遠藤憲史(文責)
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