シニア・シネマ・シリーズ 第2回『マイ・インターン』
元気シニアビジネスアドバイザーの林野均です。
元気が出るシニア・シネマ紹介、第2回目は『マイ・インターン』です。
『マイ・インターン』 (ブルーレイ ¥2,381+税/DVD ¥1,429 +税)
ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント
映画公式サイトhttp://wwws.warnerbros.co.jp/myintern/?utm_source=antenna
【ストーリー】 ニューヨークでファッションサイトを運営して成功している女社長のジュールズ(アン・ハサウェイ)は、専業主夫の夫と可愛い子供にも恵まれ、充実した日々を過ごしていた。そんな彼女の会社にシニア・インターン制度で採用された70歳の老人ベン(ロバート・デ・ニーロ)がやってくる。若者ばかりの社内で当然浮いた存在になってしまうベンだったが、いつしか彼はその誠実で穏やかな人柄によって社内の人気者になっていった。だが制度のために仕方なく採用したジュールズはベンのことは歯牙にもかけなかった。そんな中、ジュールズには公私ともに大きな問題が立ちはだかってきた。大きな決断を迫られた彼女だったが、誰にも自身の気持ちを打ち明けることができず苦しい日々を送っていた。そんな彼女を救ったのは他でもないベンだった。ベンの温かな励ましを受けていくうちに、いつしかジュールズも彼に心を開くようになっていく。ベンの言葉から勇気をもらったジュールズは、目の前に立ちはだかる数々の難問に立ち向かっていく決意をする・・・。
『ゴッドファーザーPARTⅡ』(1974年)に抜擢されてアカデミー助演男優賞を受賞し、『タクシードライバー』(1976年)で人気を不動のものとしたロバート・デ・ニーロももう70歳を過ぎました。(ちなみに、『タクシードラーバー』の少女娼婦役で天才子役と言われたのが、ジョディー・フォスターです)
ベンはビジネス・キャリアも豊富だし、人生経験も豊かに持っています。でも決して自分から出しゃばるような行動は取りません。聞かれたら答える、助けを求められたときに、ユーモアたっぷりに的確な答を提示する。そんな存在が嫌われるわけがありませんよね。映画のレヴューを読んでみると、若い女性の「こんなおじさんに、傍にいて欲しい」というのが結構ありました。また男性からは「粋な大人」という評価も。おじさん族は参考にしたいですね。
主演:アン・ハサウェイ、助演:ロバート・デ・ニーロ、という映画のはずですが、結果的にロバート・デ・ニーロの映画になっています。
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