アサイの次はモリンガ? 期待のスーパーフード「モリンガ」

研究委員の藤原隆子です。 近年、サプリメントと食品の境界線が曖昧になり、食品が元々持っている栄養効果に注目した商品が増えているような気がします。 例えば、ブームになったココナッツオイルやキノア、チアシードなど、今まで全く食履歴が無かった食品も、抵抗なく若い世代からシニア世代まで食事に取り入れている方が増えているようです。 さて、みなさんは「モリンガ」という植物をご存知ですか? 国連世界食糧計画にも採用され、飢餓に苦しんでいる地域の栄養補助食品として利用されています。 認知度はまだまだかも知れませんが、栄養価の高さ、地球温暖化、環境悪化改善にも役立つことから「奇跡の樹」と呼ばれているほど、世界的に注目されている植物です。 インドでは、古くからアーユルヴェーダ(インドの伝統的医学)にも使われています。 「世界を救う緑のミルク」とも呼ばれるほどの栄養豊富なモリンガ。 βカロチン、たんぱく質、ビタミンC、ミネラル、天然の抗酸化成分など様々な栄養成分が豊富に含まれていることから、スーパーフードとも呼ばれています。 特に天然の抗酸化物質は若返りのアンチエイジング成分として期待されています。 また、お通じを良くする、体の臭いのマスキング効果も注目されているので、シニアの健康食品として、お茶やサプリメントなどが開発されています。 日本でも栽培されていますが、沖縄や鹿児島などまだまだ少ない地域に限られています。 食品や化粧品にも利用されている「モリンガ」。これから期待できそうな素材です。

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