文学座創立80周年記念 文学座公演 紀伊國屋書店提携 『中橋公館』

文学座は創立80年を迎えました。 節目となる今年、今月6月30日(金)から7月9日(日)まで新宿 紀伊國屋ホールにて、戦後戯曲の傑作の1つ― 真船豊/作『中橋公館』を上演致します。 文学座創立メンバーの1人であった真船豊は、戦中から戦後にかけ、優れた観察眼と繊細な感性からさまざまな人間模様を紡ぎ出しました。 今作では、北京で終戦を迎えた中橋家の人々が苦心しながらも新しい時代を生きようとする姿を通して、シニカルにそしてユーモラスに、日本の敗戦と日本人の精神性を描きだします。 真船が自らの体験と重ね合わせながら、悲しくも可笑しい喜劇として描いたこの作品を、劇団内外で活躍著しい気鋭の演出家・上村聡史が手掛けます。 望郷の念と利己主義に引き裂かれる日本人の姿を、批評性ある独自の視点でどう切り込み立体化するのか、どうぞご期待下さい! 文学座創立80周年記念  文学座公演 紀伊國屋書店提携 『中橋公館』 作/真船豊 演出/上村聡史 出演/石田圭祐、浅野雅博、木津誠之、相川春樹、越塚学 倉野章子、名越志保、浅海彩子、野実紗、福田絵里、前東美菜子、内堀律子 ― ― ― ▼あらすじ 昭和20年、8月15日、終戦を北京で迎えた中橋一家。家族を顧みず医師として阿片中毒治療に邁進する父・徹人(石田圭祐)。そんな父に反感を覚える大陸育ちの長男・勘助(浅野雅博)。無鉄砲な男たちを見守る母・あや(倉野章子)を中心に一癖ある中橋家の面々が、未だ見ぬ祖国・日本への引揚げに向かって一波乱を巻き起こす。 ▼公演日程 2017年6月30日(金)→7月9日(日) 6月30日(金)18:30◎ 7月  1日(土)13:30 7月  2日(日)13:30 7月  3日(月)13:30★ 7月  4日(火)18:30◎ 7月  5日(水)13:30★ 7月  6日(木)13:30 7月  7日(金)18:30 7月  8日(土)13:30 7月  9日(日)13:30 *開場は開演の30分前 ◎…夜割料金 ★…終演後アフタートーク開催 7/3(月)…山口宏子(朝日新聞記者)×倉野章子×上村聡史 7/5(水)…石田圭祐×浅野雅博×木津誠之×名越志保×浅海彩子×野実紗 ▼会場 新宿 紀伊國屋ホール 〒163-8636 東京都新宿区新宿3-17-7 紀伊國屋書店新宿本館4F (JR「新宿駅」東口より徒歩5分/地下鉄丸ノ内線、副都心線、都営新宿線「新宿三丁目」駅下車B7・B8出口) ▼チケット情報 [全席指定・税込]一般…6,000円、夜割(◎)…4,000円(6/30、7/4)、夫婦割…10,000円、ユースチケット(25歳以下)…3,800円※中・高校生…2,500円※※ご観劇当日、要年齢証明(中・高校生は要学生証) ▼ご予約・お問い合わせ 文学座0120-481034 (10:00-17:30/日祝除く) http://www.bungakuza.com

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