元気シニアビジネスアドバイザー 坂本好高です。
前回我が家の家仕舞いの覚悟を投稿しました。
持ち家や我が家がある方に是非考えて貰いたい事を、今回も述べて行きたいと思います。

【この廃屋は、山深い僻地にあるわけではありません!】

【整然と続く街並みから突然姿と見せるのです!左側ベージュ色の瀟洒な家の隣が廃屋】
【写真は、以前投稿した際と同じ廃屋です。荒廃はさらに進んで隣家の方がお気の毒です】
家仕舞いは、強い意志と体力が必要です。意志と体力?と思われる方がいると思います。
不要な家財や物品は解体予定の我が家に遺して置けません。綺麗に整理をして行く事は思い出や記憶の整理でもあるのです。
平成4年に新築しましたので、26年の時が経つ我が家には、手にする物一つ一つに、思い出が募り今現在はそのままにして置けるスペースはあるので、処分する強い意志が必要。
設備や躯体に付属する物以外を、片付ける棄てられる整理が付いて家仕舞いは終了です。
我が家では、その約60%が、終了しました。(残りは家内の物が多いです(笑))
次回は、台所周り/リビング/和室/主寝室が片付いた我が家の内部を投稿する予定です。
貴方は後どの位生きて行かれるのでしょうか?
ボトルに半分のお酒(まだ半分ある!もう半分しかない!)よく言われる比喩ですが、私は今まで、全ての問題や試練の時まだ半分ある派でした。それは、自分が後何年生きられるという切実な問題としても、比喩出来るものです。
私は後半分しかない!派に変更宣言を致します。
未来の命で無く後を託す命として、その半分を家仕舞いという問題に挑戦します。
私は、両親の寿命から勘案して、平均寿命はまだ10年健康寿命はもう5年‼
私達が逝った後の、我が家の始末は単に私達の問題だけでないと、痛感しています。
身近にも、多くの主なき廃屋が散見出来、廃屋に至らない主なき家屋は、その数倍に至り、間も無く70歳を迎える今、もう半分しか無い!派になり後5年の間に、解決するという目標を持ちました。理由は、幸い後継者が得られ墓仕舞いは必要で無くなりましたが、家仕舞いは必要になる事情になったからです。
以下は、【健康寿命は、あまり延びていない!?】のタイトルで、厚労省サイトから情報をアップしました。
健康寿命と平均寿命の差を表しています。
健康寿命は、あまり延びていない!?
厚生労働省が報告した平成25年(2013年)と平成22年(2010年)の平均寿命と健康寿命
・平成22年(2010年)
• 【健康寿命】男性70.42歳 女性73.62歳
• 【平均寿命】男性79.55歳 女性86.30歳
2010年と2013年を比較したとき、それぞれの寿命の延びはどれくらいかが分かります。
• 【健康寿命の延び】男性+0.77年 女性+0.59年
• 【平均寿命の延び】男性+0.66年 女性+0.31年
健康寿命も平均寿命も延びているため、喜ばしいことと考えてしまいがちです。
問題は健康寿命と平均寿命の差であるいわゆる「健康ではない期間」がどれくらい縮まっているかにあります。
2010年と2013年の「健康ではない期間」を計算して比較してみましょう。
【健康ではない期間】
• ・2010年 男性9.13年 女性12.68年
• ・2013年 男性9.02年 女性12.4年
男性は0.11年、女性は0.28年と「健康ではない期間」の差が短くなっているのは確かですが、その差は大きいとは言いえません。
資料は、5年前なので健康寿命・平均寿命共に延びています。
自分の健康寿命を描きその上でもう半分しか無い時間で、自分の意志と経済力で、後に残る家族に解決を求めない様々な事案を、済ませて退場するには、もう半分しか無い心構えで過ごす必要を痛感しています。
70歳を迎えて財布の内訳は、月平均五千円程度の医療費・細やかな所得税納付・万一の民間医療保険料・孫達との交際費?年数回の行楽費が夫婦の財布から旅立っています。
せめて、解体撤去の予算だけは娘夫婦に遺して、お世話になった地域の住環境だけは、家仕舞いでお返しして逝きたいと夫婦で決めています。
私達団塊世代は、昭和/平成/新しい年号と出会い、様々な生き方の跡を残して退場する事になります。
皆さんも其々生き仕舞いの形を遺して退場いたしませんか?
余談
「70歳死亡法案可決」垣谷美雨著幻冬舎を、お読みになりましたか?
先日タイトルが刺激的だったので、思わず購入しました。感想は又の機会に投稿します。
著者は60歳の女性との事ですが、その年齢で語って貰いたくは無いと感じました。
発言すべきは、私達世代だよと言いたいと思いました。