シニア・ビジネス探訪 第61回 たんぱく質を手軽に摂取
元気シニアビジネスアドバイザーの林野均です。
以前、シニアはたんぱく質を若い方よりもたくさん摂取する必要があります、ということを記事にさせていただきました。筋肉は20歳をピークに減り始め、80歳までに40%が減少すると言われています。筋肉量の減少に伴って、足腰の衰えによる転倒や骨折は寝たきり状態になるリスクが高まります。
そんな中、東京ビッグサイトで開催された「東京ケアウィーク2019」で手軽にたんぱく質を取ることができる食品をみつけました。
鈴廣かまぼこ株式会社さんの開発した「さっとタンパク」。
魚肉たんぱくを酵素で分解し「ペプチド化(粉末化)」にすることで、吸収効率が非常によくなったそうです。「ペプチド」というのは、「タンパク質」と「アミノ酸」の中間物質で、タンパク質が分解されアミノ酸がいくつかつながった状態のことです。
タンパク質は大きすぎて吸収しにくい、アミノ酸は1個ずつ吸収するので時間がかかる、それらに対してペプチドはアミノ酸を数個まとめて吸収できるので、効率よく体内に取り込むことが出来るのだそうです。
調味料としてもふりかけとしても使える「さっとタンパク」。
みそ汁やスープ、ごはんなどに混ぜたりかけたりするだけで、1包あたり約3gのたんぱく質が摂取できます。
現在は、プレーン、梅青海苔風味、鶏ガラ風味、の3種類から選ぶことが出来ます。
個人宅で利用するだけではなく、介護施設などの栄養補助食品としても便利だと思いました。
通販で購入できるようですが、詳しくは鈴廣かまぼこ株式会社さんにお問い合わせください。
(0465-24-3154, fp@kamaboko.com)
*「さっとタンパク」ホームページ
→https://sakanano.com/satto.html