”PPK”って、皆さんご存知ですよね~でも本当の狙いは?(理事・医療分野担当 研究委員 松尾厚二郎)

 

PPK(ピンピンコロリ);

元気でお迎え来るまで、病気にもならず、ある日突然眠るように逝く”

 この言葉は、意外と最近の発祥ではないのをご存じでしょうか。

1980年長野県の北沢豊治氏が「健康長寿体操」を考案しました。その後彼は1983年日本体育学会に「PPK(ピンピンコロリ)運動について」を発表します。“病気にならず、元気に長生きし、病まずに死のう“と、提唱したのですね。

ただその後、本格的に普及したのは、1998年、著名な医事評論家水野 肇氏が、「PPK(ピンピンコロリ)のすすめ」を編著され、一気にPPKの考え方が、日本で拡散したのです。

 PPKに関しては、色んな解釈もあるのですが、最近では日本看護大学名誉教授の川島みどりさんが、「PPK(ピンピンキラリ)、健康、長寿、介護先延ばし塾」を運営されています。

川島先生は、流石に日本の看護、介護、福祉の草分けで、多くの革新を実行されました。最近会合でお話しても、並みいる著名な医師先生方前に、看護、介護、臨床の大切さを、とうとうと開陳される素晴らしい先生です。

 私ども日本元気シニア総研も、「GTIでPPK」を標榜しています。

PPKに関しては、川島先生のお考えに近く、かつ”利他の心”でPPKでありたいと、その為には冨田代表理事の提唱であるGTI(元気で、楽しく、生きがいもって)が加味され、かつこれは私見ですが、自己だけでなく他人の為にも生きぬく、”利他の心”、そういう想いが実現できればと考えています。

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