新刊本ご紹介 『オンリーワンで輝くための「“少額”不動産投資のすすめ」 ―“つながり”の知恵を求めてー』村上喬著
日本元気シニア総研の富田眞司です。元気シニア倶楽部で発表いただいた村上喬様(ペンネーム)が新刊本を出版されましたので、ご紹介します。
以下は、村上喬様から頂戴したご紹介文です。
冴えないサラリーマンだった私が、定年から不動産投資を始め、13年になりました。
この本は、その間の今までの経験をまとめたものです。
一般的に、不動産投資は、多額の資金や借入金を必要とし、リスクがつきものと
されていますが、私は、少額不動産を購入し、返済のめどが立った時点で
次の少額不動産を購入するという手法をとってきました。
この繰り返しは無理がなく、リスクは特に感じませんでした。
また、その運営にあたっては、不動産会社、ご近所、入居者との信頼関係の中で、
時間をかけセイフティーネットを作り上げて行きました。
この本が、他の類書と決定的に異なるのは、入居者から空き部屋に
新しい入居者を紹介されたり、ご近所の方がアパートの管理を
自主的に引き受けてくれたりという温かな事例に事欠かないことが挙げられます。
入居者同士の結婚に一役買ったり、ネットカフェ難民にアパートに入ってもらい、
その後、彼女は自立したという貴重な実体験もあります。
私は、典型的なサラリーマンでしたので、手元資金は限られており、
しかも借り入れも抑えたことから、都心にあっては、ワンルームマンション
(区分所有)に限られ、アパートの場合は、郊外にあるボロ物件で
しかも駅から20分にあるようなものしか買えませんでした。
それでもなんとか入居者が入っているのは、私のソフト戦略である人との
“つながり”にこだわり続けたからだと思います。
私は、経済合理性より、“つながり”という情緒こそが日本社会の根幹にある、
と考えています。
人により考え方はいろいろあるかと思いますが、
私には、今の時代の乾ききった空気に対して、もう少し私たちは
本来の日本人の良さに気付くべきとの主張があり、
欧米流の「経済合理性」とは対極にある言わば、
日本流の“つながり”による賃貸経営は、精神的にもより豊かな実りをもたらし、
“生き甲斐”にもなると思っております。(特にシニア―世代)
「帯」にある私の熱きエールが不器用サラリーマンの心に届いてほしいものです。