赤いパンツは効果があるの?(脳トレカラーアート担当 研究委員 吉田みゆき)

1501aka 脳トレカラーアート担当研究委員、吉田みゆきです。 今年は春の訪れが早いという声も聞こえてきますが、まだまだ寒いこの季節におすすめの色が「赤」です。この季節は下着選びも大事ですが、通販でも見かける「赤いパンツ」をご存知でしょうか? 特におへそがしっかり隠れる深さは気が集まるとされる丹田もおさまり、体が温まり、自然治癒力が増すということです。 「そんなに色に効果があるの?」とお思いの方もいらっしゃると思いますが、色の効果は侮れません。 赤から連想するイメージには、情熱、愛情、熱い、危険、怖い、派手な、血、太陽などがあります。人目をひく性質もあり、自己主張の強さは色の中でも一番です。赤は見ただけでパワーをくれる、とてもエネルギーを高めてくれる色です。特に冬場の寒い時期は体が縮こまり、家にこもりがちですね。こんな時は体を温めてくれる上に元気もくれる赤を有効に活用してみましょう。この「赤いパンツ」を身につけるのもよいですね。 色は目から光の信号として大脳に伝えられ、心身にいろいろな影響をもたらします。そして、目からだけではなく体全体で受けとめています。例えば、床・壁・天井が全て赤い部屋に目隠しをした状態でしばらく居ると、血圧は上がり、呼吸数は増え、筋肉が緊張します。ちなみに青は赤と逆の反応を示します。血圧の高い方は赤は控えめにした方がよいですね。 色はホルモンの分泌に影響しています。赤はアドレナリンの分泌に関係し、やる気や積極的な気持ちになります。色によって体の反応が変わるため、体と心に必要な色を取り入れることが大切になってきます。 それでは、赤を取り入れる方法を考えてみましょう。 ファッションでは、ブラウス、セーター、カーディガン、ジャケット、パンツ、スカート、帽子、バッグ、靴、スカーフ、ネクタイ、アクセサリーなどたくさんあります。口紅やチークもよいですね。でも、鮮やかな赤はとても目立つ色なので、コーディネートする時はアクセント的に面積は少量にしましょう。 食卓周りに赤い花、ランチョンマット、テーブルクロス、赤が使われた絵画などを飾るのはいかがでしょうか? また、お料理にもトマトや赤ピーマンなど赤の彩りを添えましょう。特に食欲のない方にはおすすめです。赤はオレンジや黄色と共に食欲のわく色だからです。 また、お部屋を暖かくしたいときには、赤いカーテンやカーペット、クッションなどもいいですね。ただし、大きな面積で使うときはあまり鮮やかではない色や細かい柄に赤が使われているものにしましょう。鮮やかな赤は興奮したり、イライラして落ち着かないなど気持ちを高ぶらせたり、血圧上昇、緊張などマイナスにも作用します。特に寝室では安眠の妨げになる可能性があるため控えめにすることをおすすめします。 季節に応じて色使いを変え、素敵に快適に暮らしましょう。

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