どれがいいの・・?パソコン・タブレット・スマートフォン!?(パソコン・タブレット・スマートフォン担当 研究委員 浅川純子)

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パソコン、タブレット、スマートフォンをお教えしている講師として、よく生徒さんに聞かれるのが、「どれがいいの?」「何が違うの?」という素朴な疑問です。更に、「じゃあ携帯電話とスマートフォンは、何が違うの?」。まったくその通りです。そこが解決しないとスッキリその先に進めませんね。

携帯電話とスマートフォンの違い

まず、携帯電話とスマートフォンの違いについて確認しておきましょう。どちらも、電話、メール、インターネットができる、ここまでは同じです。では違う点はというと、携帯電話は売っている状態で既に機能が揃っており、買った機種の元々持っている機能を使っていくのに対し、スマートフォンは、何万、何十万という数の“買った後で、自分の好きなものを選べる「アプリ」が使える”ということです。このアプリがビックリするほど何でもそろっていて、「英語を習いたい」「スケジュール管理がしたい」「写真をきれいに撮りたい」・・いえまだまだ・・万歩計にもなるし、映画は見られるし、話し相手にまでなってくれる・・少し前には考えられなかった未来の世界が、手の平の中に納まって今や現実にあるわけです。

パソコン・タブレット・スマートフォンの違い

では、いよいよパソコン・タブレット・スマートフォンの違いとは・・?まず、タブレット(iPadが有名ですね)とスマートフォンという、一見画面しかない携帯端末。これは実は、電話ができるのがスマートフォンで、できないのがタブレット(一部機種を除く)です。そして見ての通り、画面が小さいのがスマートフォンで大きいのがタブレット。軽いのがよければスマートフォンだし、文字が大きいのがよければタブレット。そんな違いです。どちらもアプリがたっぷり入りますし、アプリの値段は無料のものも多く、有料であっても安価なものが大半、使い方も比較的簡単です。それに対してパソコンはというと、ワードやエクセルに代表される本格的な「ソフト(アプリに当たるもの)」が使え、細かく設定したり、どんなものでも幅広く作ることができたりと、ビジネスや少々凝った趣味のためには欠かせない存在・・と言えます。

「先生、じゃあどれが一番いいんですか?」

何を使えばよいのか

この答えは、実はありません。ライフスタイルやその方が何を必要とするかで、答えは違ってきます。IT端末が必要とされる最も大きな要因は「インターネット検索がしたいから」と言われますが、これだけを使うのであればどれを選んでも同じなので、持ち運びがしたければタブレットかスマートフォン、文字が大きい方がよければパソコンかタブレット、というように、自分が快適に使えるものを選択すればよいわけです。ちなみに世帯普及率は現在パソコン75%、タブレット15%、スマートフォン50%。歴史の浅いタブレットとスマートフォンは、驚異的に伸びているといえます。私個人の一番のお勧めは、断然“全部持っていて使い分ける!”という使い方。複数持っていても、例えばスケジュールやメールなど、どこを見ても同じものが見られる使い方ができるので、外ではスマートフォン、寝室ではタブレット、仕事はパソコンというように、その場で使いやすいものを自然に手に取っています。

さあ皆さんも、どうぞ“自分流”のデジタルライフを、大いに楽しんでくださいね。

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