やなせさんの誕生日。東北復興を祈って(東北エリア担当 研究委員 木名瀬希)
やなせさんの『アンパンマン』のオープニングテーマ曲での件
2人の息子(二十代半ば)を小さいとき、おとなしくさせる方法は、ピカチュウかアンパンマン。その中でいつも歌っていたのは、アンパンマン。子どもたちより私が最も好きな歌。なぜかというと、この歌、現在の私に反映しています。”なにが君のしあわせ なにをしてよろこぶ わからないまま終わる そんなのは嫌だ” 私が今でも好奇心旺盛で何かお手伝いがしたいと考えて今日に至るのは、この歌をずっとうたってきたからです。
今回のアンパンマンの映画のコンセプト
やなせさんは、東日本大震災でバラバラになった村民が、困難に屈せずにもう一度愛する故郷を再建しようと努力する姿を伝えた新聞記事に感動したことを明かし、「これをもとに今回は望郷と故郷の再建ということをテーマにしました」とつづっている。
今回のアンパンマンの映画の内容
世界にリンゴの木を植えるために旅をしている「りんごぼうや」が久しぶりに故郷を目指してくるという同作は、2012年から続く「復興3部作」の完結編。
これから…アンパンマンに期待すること
お孫さんがいらっしゃればぜひ一緒に見に行ってほしいです。とにかく奥深い。今回は東北復興を切に願って製作した映画。一緒に見に行けば、良いコミニュケーションになること、まちがいなし。
最後に天国のやなせ先生、おたんじょうびおめでとうございます。