シニア・ビジネス探訪 第53回 シニアライフ案内士 ライフプランセミナー
元気シニアビジネスアドバイザーの林野均です。
埼玉県シニア活躍推進課主催の「2018年度 シニアライフ案内士 ライフプランセミナー」に参加してきました。
第一部は神戸松蔭女子学院大学教授の楠木新先生による「キャリア編」で、
『50歳からの生き方、働き方』。楠木新先生は、日本生命出身で、ベストセラー「定年後」(中公新書)の著者でもいらっしゃいます。「定年になってからでは遅すぎます。その前から定年に備えた準備が必要です。」という内容です。
第二部、第三部は一般社団法人定年後研究所所長の得丸英司氏による『健康管理』および『マネープラン』。
得丸英司氏も日本生命出身で、FP(ファイナンシャル・プランナー)でもあります。
わが日本元気シニア総研が開催する「定年予備校」と同様のコンセプトで、このセミナーも定年前の40代から50代の会社勤めの人が対象ですが、受講終了した人を「シニアライフ案内士」として登録し、周囲に学んだことを伝えていただこうというユニークな企画です。
県から県民に一元的に教えるというだけではなくその受講者が二次的に教える立場になるという取り組みで、そのために配布されたテキストも充実しています。教えられた方も一方的に伝えられるだけでなく、自分が伝える立場になる、ということで勉強する気にもなるでしょうし、やる気も維持できるような気がします。
ただ、事前に取材依頼したのですが、報道機関以外からの取材は受けないということで、詳しくお話を聞くことが出来なかったのが残念です。
今回が第一回目の開催でしたが今後何回も企画されているようです。詳細は埼玉県のホームページから→https://www.pref.saitama.lg.jp/a0813/seniorlife-guide.html