シニア・ビジネス探訪 第59回 脳と身体の老化を防ぐ食品と食事の食べ方

元気シニアビジネスアドバイザーの林野均です。 朝日新聞Reライフプロジェクトの「読者リポーター」として、「朝日新聞Reライフおすすめ講座」の一つ、「脳と身体の老化を防ぐ食品と食事の食べ方」という講座を聴講してきました。 朝日カルチャーセンター・新宿教室で開かれました。 年齢とともに気になってくるのが運動と食事、最近は新しい情報が発信されることが多く、目を離せません。 開催場所となった朝日カルチャーセンター・新宿教室は満室で、補助椅子が用意されるほど。 シニア世代の方だけではなく若い方も聴講されていて関心の高さをうかがい知ることが出来ました。 講師は一般社団法人臨床栄養実践協会理事長の足立香代子さん。 長年医療現場で栄養管理に携われてきた経験と、何よりも最近ご自身が入院された経験をもとにしたリアルな内容のお話でした。 まず大事なのは60歳を機に、「太らない」から「痩せない」へ考え方を変えること。 シニアになったら痩せてはいけないそうです。 厚生労働省が公表している、目標とするBMI値(kg/㎡)は50歳~69歳で20.0~24.9、70歳以上で21.5~24.9ですが、レビューによる検証では50歳~69歳では同じ数値ですが、70歳以上は22.5~27.4と、かなり高くなっています。 やや小太りのほうが長生きできるということです。 病院で出される入院食は栄養的には全く足りていないので、自分でコンビになどで購入して栄養を補充する必要があるそうです。 食事ではたんぱく質と油脂類の摂取の仕方が重要だそうで、たんぱく質は若い方よりもたくさん摂取する必要があります。 そして大事なのが油脂類。油脂類を先に摂取したほうが血糖値は上がりにくいそうで、炭水化物は最後に食べるようにしたほうがいいようです。 そして今回「目から鱗」だったのは、「ベジタブルファースト」は間違いで「植物繊維ファースト」が正しいということ。 野菜だったらなんでもいいということではないのですね。 足立香代子さんには次のような著書もあります。 ・「ズルい食べ方―人生を守る『足し算食べ』BEST100」(ワニブックス) ・最新!太らない食べ方―『食べないで痩せる』は大間違い!」(廣済堂出版) ・「太らない間食 最新の栄養学がすすめる『3食+おやつ』習慣」(文響社) 他 *朝日新聞Reライフ おすすめ講座 https://www.asahiculture.jp/relife   【お申し込み・お問い合わせ】 朝日カルチャーセンター・新宿教室 ℡ 03-3344-1946 〒163-0210 東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル10F-11F 朝日新聞Reライフ「読者リポーター」とは? 人生100年時代の後半人生を前向きに生きるのを支援するため、朝日新聞は「読者会議」というコミュニティをつくり活動しています。子育てや仕事が一段落した後の暮らしをより良いものにするため、企業と商品開発をする「座談会」や、商品・サービスをお試しする「体験会」などを年20回以上開催。メンバーは約7000人。「読者リポーター」は、同世代に役立つイベントや講座、体験会などに参加し、随時リポートしている。 読者会議活動の紹介は、https://www.asahi.com/relife/dokusha

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