シニア・ビジネス探訪 特別編 チョコレートで健康に
元気シニア・ビジネス・アドバイザーの林野均です。
1月16日(水)14:00 に日本元気シニア総研・たまり場ニッポンコラボ企画第3弾【一緒にチョコレートを楽しみましょう】で、
ナビゲーターを勤めさせて頂くことになりました。
★詳細・お申し込みは、下記より
https://genkiseniorclub.com/post-3462/
そこで、以前「チョコレートで健康に」というタイトルで掲載した記事を再掲載させて頂きたいと思います。チョコレートに興味を持たれた方は是非イベント参加してください。
一般社団法人日本スイーツ協会(辻口博啓代表理事)主催の交流会に参加した時の記事です。
そこで行われたのが辻口代表と夕刊フジの特別版の肝臓・肝炎特集にて名医8人の一人として紹介され、糖尿病とチョコレートに関する書籍も多く出版されている栗原毅医師(栗原クリニック東京・日本橋院長)の対談、「予防医療時代を迎えて-チョコレートはなぜ貢献できるのか-」。
チョコレートが健康にいいという話は最近よく聞きますし、より深い研究も進んでいるようです。
栗原先生によりますと、糖尿病、もしくはその予備軍は増えていますが、誰でも手軽に習慣にできる対策法として高カカオチョコレートの摂取が注目されているそうで、栗原先生は食事前に食べる“チョコ・ファースト”を推奨しています。
栗原クリニックはメタボリックシンドロームなどの生活習慣病の予防と治療を目的としており、糖尿病患者も多いのですが、その人たちに“チョコ・ファースト”を勧めたら、みるみる改善したそうですです。これには先生自身も驚いたそうです。
チョコレートの原料、カカオに含まれるポリフェノールの血糖値を下げる作用はよく知られていますが、それに加え、高カカオのチョコレートを習慣的に摂取すると、糖尿病の発症リスクに大きく関わるヘモグロビンA1cの数値も下がったのだそうです。
実はチョコレートはせんべいよりも太りにくいのだそうです。
太る原因はカロリーだと思われがちですが、摂りすぎで太るのは“糖質”の方なのだそうです。カロリーが高いチョコレートですが、カカオ70パーセントのものだと、糖質は100gあたり約33g。
一方、せんべいの方は100gあたりの糖質は82gと、約2.5倍も多いのです。
カカオが70パーセント以上の高カカオチョコレートには
①善玉コレステロールの増加
②糖尿病・高血圧の改善
③脂肪肝の改善
④認知症の予防に働きかける…などの働きがありさらに、虫歯の原因になるようなイメージがありますが、むしろ、
⑥歯周病の予防にも効果があるそうです。
「いわば高カカオチョコレートは万能のサプリメント。全ての人に習慣にしてもらいたいものです」と栗原先生は仰っています。
*栗原 毅(くりはら・たけし)氏
北里大学医学部卒業。医学博士。
消化器内科、特に肝臓病学を専攻し、40年間臨床にたずさわる。
東京女子医科大学教授、慶應義塾大学特任教授を歴任。2008年より現職。
遠隔医療のパイオニアであり「血液サラサラ」の名付け親としても知られる。
脂肪肝、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病の予防や啓蒙活動に力を注いでいる。
著書に『脂肪肝はちょっとしたコツでラクラク解消する』(河出書房新社)『チョコは糖尿病によく効く、ヘモグロビンA1cがこんなに下がった』(主婦の友インフォス)。
『おいしい高カカオチョコ健康レシピ』(主婦の友インフォス)など多数」。
(主婦の友インフォス 税込1,296円)