シニア・ビジネス探訪 第72回 介護の日セミナー
元気シニアビジネスアドバイザーの林野均です。
11月4日(月)、「介護の日」セミナーに参加してきました。
タイトルは「人生100年、その先も!私らしく、いきいき生きるためのポイント」
プログラムは、挨拶に引き続き、
1. 講演:「人生100年時代、もっともっとおもしろく生きよう!」
鎌田實(諏訪中央病院名誉院長/作家/「がんばらない介護生活を考える会」委員)
2.ゲストトーク:「認知症になっても幸せに暮らす方法」
樋口直美(文筆家/レビー小体病当事者)
3.「介護とコレカラのお悩み」質問会
葭田美知子(NPO法人メイアイヘルプユー理事/看護師)
別府明子(NPO法人トータルライフサポート相談員/カウンセラー)
大蔵孝浩(大王製紙㈱ ホーム&パーソナルケア マーケティング本部)
【コーディネーター】
西村かおる(NPO法人日本コンチネンス協会会長/看護師)
4.ゲストトークショー:「シルバー世代より、輝くゴールド世代を目指して」
清水宏保(スピードスケート五輪500m金メダリスト/スポーツキャスター /株式会社two.seven代表取締役)
共催:がんばらない介護生活を考える会/中央法規出版株式会社
特別協賛:大王製紙株式会社
協賛:シャボン玉石けん株式会社、日清ヨーク株式会社
後援:築地本願寺、厚生労働省、全国社会福祉協議会 ほか
「がんばらない介護生活を考える会」は、医師・看護職・介護アドバイザー・心理カウンセラーなど高齢者介護・医療分野にかかわる専門家が集まって、2002年9月25日に設立されました。
日本の介護の現場では、「頑張らなくてはならない」という意識が強く働きすぎる傾向があるようです。
「頑張る」という一義的な概念は、先の見えない厳しい介護の現場では、介護をする側、受ける側の双方に大きな精神的プレッシャーを与え、必ずしもいい影響を与えてはいない、そんな現状を踏まえ、一人一人の状況や環境に合わせて、社会的なサービスや役に立つ情報を上手に利用しながら、精神的にゆとりのある介護生活を送る。そんな「がんばらない介護生活」の実現のために、何をしたらいいのかを共に話し合い、広い視野からの情報を提供していきたいと「がんばらない介護生活を考える会」は考え、活動しているようです。その一つが毎年11月11日の「介護の日」に合わせて行っているこのセミナーです。
介護する側もされる側も「頑張らずに・・・」ということをもう一度考えてみる必要があるのではないでしょうか。
*「がんばらない介護生活を考える会」→http://www.gambaranaikaigo.com/index.htm