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シニアになっても見た目は大切、「若く見られたい」もの(日本元気シニア総研 代表 富田眞司)

(初出 2012年12月 「元気シニア時代への提言」シリーズより)

筆者は実年齢満72歳、しかし、講演では57歳で通用する

人はシニアになっても、「若く見られたい」という気持ちは、女性だけでは、ありません。男性でも、「若く見られたい」と思っている人が沢山います。

筆者もその一人、満72歳になりますが、企画書づくりなど、ビジネスの講演の場では、57歳で通しています。受講者は、57歳に納得して受講しています。

なぜ、57歳で講演するのかの理由は、現役、バリバリのビジネスパーソンの立場から話をしたいためです。57歳なら、企業では部長クラスで、まだまだバリバリの現役です。しかし、72歳となると、殆どの人がリタイアしています。ビジネスの現場から去った講師から学ぶことはないと普通の人は考えるから、57歳で通しています。

講演終了後、2次会で実際は72歳と話すとびっくりされます。15歳も若いと言っても通用すること、自分ながら嬉しい限りです。若い受講者になぜ57歳に見えるかを質問すると、「全体的な印象」や「顔に皺がないことや顔のつや」などという返事が返ってきます。自分で鏡を見ても、よくわかりませんが気がつかないところで判断されているようです。

もちろん、「若く見られる」ポイントは、顔だけではないようです。そこで、今回は若く見られるためのポイントについて触れてみましょう。

見た目でシニアと判断されるのは、何が影響しているのでしょうか

では一体、見た目でシニアと判断されるのは、どうしてでしょうか。いろいろな情報をもとに、筆者なりに考えてみました。

見た目で影響されるのは、着ている洋服は除いて考えると、「髪」「顔」「姿勢」「表情」「気の持ち方」「生活習慣」などが重要な役割を果たしているような気がします。

「髪」

シニアになると「髪」が変わってきます。白髪になったり、髪の量が減ったり、髪の生え際が後退したり、髪が薄くなったりします。シニアになり髪の量が減る対策は、女性は気軽に「鬘」などでカバーできますが、男性はなかなか「鬘」というわけにはなかなかいかないものです。

最近は、植毛、増毛、発毛など、色々な方法が登場、テレビ広告などで盛んに広告され、結構利用している人がいるようです。

また、白髪も多くなると老けて見られます。黒髪と白髪では、5歳も以上も違う印象を与えています。この対策も、女性の場合は、気軽に染めることで対応されています。男性の場合、「染める」ことに抵抗がある人もいるため、シニアになって、黒髪だけの人はあまり多くはありません。最近は、「染め」とまでは行かなくても、「白髪ぼかし」という方法も出てきています。「白髪ぼかし」は白髪を目立たなくするための染料のことです。白髪染めは白髪に黒色の染料を浸み込ませることで完全に白髪を染めるため、完璧に白髪を隠すためのものです。反対に白髪ぼかしは黒色に完全に染めてしまうのではなく、より白髪を目立たなくさせるためにグレーや濃いグレーと言った色味で白髪を黒髪とを自然になじませるものだそうです。白髪の多い方でも自然に染めることができるのです。理髪店でしてくれます。

ところで、髪に関する興味深い調査データが発表されました。

『男性の頭皮が1センチ後退すると見た目年齢が平均5.7歳老ける』
2012年10月にパナソニックが実施した頭皮や頭髪に関する意識調査によれば、男性の頭皮が1センチ後退するごとに見た目の年齢が「平均5.7歳老ける」と女性が感じるという調査結果です。

同調査では、まず、女性に対して「ある男性の髪を0.5cmずつ後退させた図」を提示して年齢を聞きました。その結果、1センチ髪が後退するごとに見た目年齢が平均して「5.7歳」プラスして見えるという結果になりました。

また、「今までに何らかの薄毛対策をおこなったことがありますか?」との質問には「薄毛男性」の約半数が、過去何らかの薄毛対策を実施したことがあると回答したいました。男性は、薄毛が結構気になるものですね。

「顔」

次に、「顔」です。「顔」は年齢がわかる重要な部分です。シニアになると当然、皺が増えてきますので、皺の多さが老けた印象を与えています。なかでも、「ほうれい線」と言われる、ヒトの鼻の両脇から唇の両端に伸びる2本の皺がシニアの大きな判断材料になります。年をとると、知らないうちに「ほうれい線」が出てくるからです。人の顔を書く時、若い人の顔にたった2本の「ほうれい線」を入れるだけで、年寄りになるといいます。

また、顔の中で、「目」「眉毛」なども、重要な要素になっています。シニアになると、「眉毛」が薄くなったり、丸みを帯びたりします。目もやさしくなります。

さらに、「シミ」が顔に出てきます。化粧をする女性は、「シミ」を化粧で隠すことができます。化粧をしない、男性にとっては、「シミ」が出ると汚い肌になり、あまり見栄えがよいものでは、ありません。ご高齢の代議士が、シミのある顔でテレビ画面に登場するのは、見ていて美しいものではありません。

かつて、筆者は、テレビ番組「トコトン ハテナ」にゲスト出演したことがありますが、出演前に簡単なメイクアップ化粧をされました。顔のシミが消え、とても若い自分を実感しました。シミは簡単な手術で除去できるそうですが、人から、若く見られたいなら、シニア男性も、シミ隠し位の簡単な化粧位したらどうかと思ったりもします。

今、女性向け60代向けのアンチエイジング化粧品も増えています。これからますます増える高齢化社会では、相手の不快感を与えない程度の高齢者向けの男性向け化粧品があっても良いと思います。

「姿勢」

シニア本人は、意外と気づきませんが、若さを保つには「姿勢」も重要です。それは、若い人とシニアでは、姿勢が全く違うからです。若い人は、背筋がしっかりと伸び、まっすぐな姿勢をとっています。しかし、高齢になると、背筋や腰が曲がり、背中が丸くなります。それは、高齢になると、体調が悪くなり、それを支えるために、姿勢が悪くなるのです。

歩き方も、変わってきます。体をかばうようにあるくため、すり足になる人もいます。
さらに、テンポもゆるくなってきます。

一方、中年太りになると、横からみるだけで、すぐにシニアとわかります。まさに、後姿・横姿や歩き方を見ただけで、その人がシニアかどうか、分かってしまします。

「表情」「気の持ち方」「生活習慣」など

老けて見えるのは外観だけでは、ありません。気の持ち方や生活習慣が表情となって出てしまうこともあります。暗い気持ちで生活していると、自ずと暗い顔になります。つらい気持ちでいると、眉間に皺が出ます。つらさが長く続くと、その皺はとれなくなります。眉間に2~3本皺のある方を良く見かけます。

筆者も、若いころ、眉間に深い縦じわが2本あることに気づきました。とても厳しい顔つきになるため、何とか取れないかと思い、風呂場で試しに石鹸で眉間をこすってみました。その結果、皺が取れるどころか、こすった跡が青くなり、もの凄い形相になり、周りの人をびっくりさせた記録があります。今は、眉間には皺はありません。知らないうちに消えていました。

シニアになっても、若くみられるための工夫とは

1. 毎日、散歩などの運動をする

毎日、散歩などの運動を継続することで、身体が元気になります。身体が元気であれば、若く見られます。手軽にできる散歩では、上体をまっすぐにし、背を伸ばし、正しい姿勢で散歩します。

自分が散歩しやすい姿勢ではなく、正しい姿勢で行うことで、背筋をまっすぐ伸ばすことができます。歩幅を長くとり、少し早目に歩くといいですね。一人で歩くのがつまらない方は、どこかの散歩倶楽部に入るといいですね。

42キロ散歩コースもあります。丁度マラソンと同じ距離の山の手線を一周する散歩倶楽部もありますよ。「駅から散歩」(JR)や行政が主宰で実施している散歩の会に参加するのもいいでしょう。

2. 若い人と話す

シニアになると、つい一人で行動しがちですが、若さを保つためには、人との交わりも大切です。特に、若い人との会話は、自分も若返り楽しくなります。

若い人との会話で気をつけることがあります。最も嫌われるのが、「上から目線」です。ビジネスパーソン時代に、部長や社長をしていた人ほど、退職後も、同じ立場、同じ目線から見て話をしてしまいがちです。

退職すれば、役職は関係ありません。話す相手と同じ目線で話すことが大切です。でも、話題が合わない心配もありますね。若い人たちの話題や情報を掴んでいれば、話を合わせることができます。

3. 少し体重を減らす

太り気味の人は、リタイアしたら、体重を減らすことをお勧めします。ある研究によれば、「体重を減らすことで、長寿の因子が活動をし始める」そうです。

筆者は、学生時代53kgあったものが、30歳で結婚し、60kgになり、その体重のまま30年間過ごしました。それではいけないと、退職後、小太りだった体重を10年かけて徐々に減量し、7kg減らすことに成功しました。おかげで健康を維持しています。

4. 生活のリズムを守る

自分の時間が自由になるリタイア後、大切なことは、生活のリズムを守ることです。出社する必要もなくなるため、朝、何時起きても、構わないのですが、それでは、体調にとって良くありません。

例え、会社に出社しなくても、毎朝、定時に起床し、夜も定時に就眠するなど、生活のリズムを守ることが大切です。その生活があってこそ、若さを保つことができるのです。

5. 生きがいをもつ

時間に厳しいビジネスパーソン時代とは違って、定年後自由になると、自分の意志で生活することができます。といって、何も考えないで毎日を過ごせば、ダラダラ生活になってしまいます。それでは、老いてしまいます。定年後、20年以上もの人生があります。大切なことは、生きがいをもって生きることです。定年後をどう過ごしたいかの生きがいを見つけると、人生に張りがでてきます。若さもでてきます。

生きがいがないと、定年後の20年、ただぶらぶらしているだけで、やることがなくなります。それでは、気も身体も老いてしまします。やはり、生きがいをもって生きていくことが、若さを保つ源となります。皆さんもぜひ、若さを保つために、五つのことを実行してみませんか。

tomita-mag01この写真は雑誌「月刊ギフト」特別号(2012年10月発行)で取材・撮影され、掲載されたもの。最近の筆者の写真です。57歳に見えますか。

tomita-mag02この写真は雑誌「きらめき百歳」で取材・撮影され掲載されたもの。シニア雑誌に、きらめきダンディーとして取材されました。

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