モッチーママの大和薬膳レシピ ◆第74回「*旬の赤魚を超簡単に美味しく煮つけてみました♪」

代謝を促進してコレステロール値を低下させるのに効果的なレシピ】

(食担当 研究委員 餅田雅子)

薬膳のモッチーママです。スーパーでもよく見かける赤魚は煮つけると大変美味しい魚ですね。
添える野菜もフライパン一つで一緒に調理できる簡単な方法をご紹介しましょうね^^

赤魚の漁期は4月から6月で「赤魚」はほとんど海外から輸入したものが多いですね。

さっぱりとした脂の味わいが美味しい魚です。赤魚は魚の中でも低カロリー・低糖質、タンパク質やむくみを抑えるカリウムや血液中のコレステロール値を下げてくれる働きがあると言われる「DHA」や「EPA」、ビタミンB12・Dが含まれています。

栄養効果として、代謝を促進してコレステロール値を低下させて、認知症改善や骨の強化などが期待できます。

作り方はとっても簡単!
少し深めのテフロン加工のフライパンに調味料と材料を並べてフタをして3~40分で出来上がり。

【材料】2人分
*赤魚 2尾、牛蒡 15センチ、人参 1/4本
三温糖大さじ3、薄口醤油大さじ2、しょうが 薄切り少々、ブイヨン1個、オリーブオイル 大さじ2、水カップ1(200cc)

*切り干し大根の煮物
切り干し大根 30g、三温糖 大さじ2、薄口醤油 大さじ2、オリーブオイル 大さじ1
切り干し大根の漬け汁

【作り方】
フライパンの調味料を良く混ぜ合わせて、切り目を入れた赤魚、皮付き人参の乱切り、牛蒡の斜め切りを並べてフタをして一度煮立てたら、ごく弱火にして3~40分ほど煮つける。その間に切り干し大根をヒタヒタの水に漬けてもどしておく。
あとは時折ゆすりながら赤魚の状態を見るだけ^^
その間に同じくフライパンに絞った切り干し大根と漬け汁、調味料を合わせて30分炊く。

切り干し大根は毎朝の常備菜としても重宝しますね。
※切り干し大根は冷めても美味しい常備菜です。
大根を干して食べてみるとビックリするほど甘~いです。野菜を干すことで水分が抜けるために味がギュッと凝縮されて、日光に当てることで野菜が温まって野菜に含まれている酵素のアミラーゼが活性化されて、でんぷんを分解しブドウ糖や麦芽糖などを作るので甘みが増すのですね。

生の大根と切り干し大根を比べてみましても、生の大根と同じ重さの大根を切り干しにしたものと比較すると食物繊維は約16倍、カルシウムでは約23倍にも増えるというデータがあります。
水分の抜けた切干大根は栄養が凝縮されるわけですね。

しかし生の大根と同じ重さの切干大根というのは相当の量の大根になりますよね~^^

その上ビタミンやミネラルも生でいただくよりもとっても増えるので、生の大根を干すと大変栄養価の高い切り干し大根という素材に生まれ変わるのですね。

ご多忙な時に一気に仕上がる和風レシピですね。

牛蒡は水につけないで♪
*牛蒡が空気に触れると茶色くなりますが、これはアクではなくポリフェノールの一種であるクロロゲン酸によるもので、牛蒡に元から含まれている酸化酵素により、どんどん酸化されて黒くなってしまうのですね。

 料理の仕上げにこだわるならば、ごく短時間、酢水に浸すことで、水が弱酸性になってこの酸化酵素の働きを止めることができます。

 長く水に漬けたりするとクロロゲン酸も水に溶け出してしまいます。クロロゲン酸には肝臓で脂肪の燃焼を促進する作用があり、肥満改善に効果があります。仕上げにこだわるときには酢水にさっと浸すくらいにしてくださいね。

★「元気シニア倶楽部会員」の皆さま、いつも大和薬膳料理レシピをご覧いただきまして有難うございます。
*大和薬膳料理レシピは旬の食材の持つ食性(身体を温めたり、冷やしたりする素材の性質)や、素材が持つ効能を活かした楽しくて美味しいお料理です^^(^0_0^)/

これからも皆さまの日々の体質改善や、健康に少しでもお役に立てますように願いながら 作りやすい楽しいレシピをお届けさせていただきますね^^。
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
【薬膳・薬草料理研究家 餅田 雅子】

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では、また次回に~(^0_0^)/モッチーママ

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