2014年は「シニア、自立の年」―「ちょっと元気、ちょっと贅沢」な生活を目指しましょう!―(代表 富田眞司)
2014年はどんな年になるのでしょうか。
2014年は「景気回復に向かう年」になって欲しい。一方で、シニアには負担増になる人も
今年はアベノミクスの影響で株価の上昇との予測が多く、景気は回復に向かうものの、多くの方は消費税アップ、医療費アップなどの社会保障費の増加で負担増があると考えておられると存じます。
では、シニアにとってはどうでしょうか。70歳から74歳までの高齢者の医療費の窓口負担が2割になることや、要介護支援1、2の運営が地方に移ること、さらに、消費税のアップなど考えると、少し厳しくなりそうですね。
その上、年金の減額が予定されています。年金支給にマクロ経済スライド制が導入されたものの、実施が先延ばしされてきたものが少しずつ実行に移されています。今年もわずかですが年金の減額が検討されています。もちろん、マクロ経済スライド制は物価が上昇すれば、年金も上昇しますので、政府のインフレ政策が成功すれば、年金のアップの可能性もあります。
シニアに働く場が増えるか?
年金減少対策として、シニアが働くという選択肢も出てきます。例えば、日本元気シニア総研の研究委員のかい援隊の新川会長は、シニアを介護施設に人材紹介すべく、就職支援をしています。この活動でテレビタックルにも出演されました。八久保様もデイサービスの生活指導員対策としてシニアの就職支援をされています。これらのシニアの就職支援が成功することを願いっています。
とはいうものの、働きたいシニアが増える一方で、働く場がないもの事実です。
そんななか、シニアによい話もあります。それは、景気回復に伴う人手不足です。若者が飲食業などのサービス業になかなか定着しないといいます。一方で、マックがシニアを起用したところ、接客サービスなど、大変よいとのことです。景気回復でシニアに思わぬチャンスも出てきます。
ちょっと贅沢できるシニアも登場する
一方でNISA導入によりシニアの投資が活発化し、アベノミクスの影響で株価上昇すれば、「ちょっと贅沢できる人」も出てきそうです。
しかし、うっかりしていると、支出ばかりが増えるシニアや、情報難民になり劇場型詐欺にかかる人も増えています。
2014年は「シニア自立の年」になる
これからのシニアは、自分がどんな立場にあるのか、情報をしっかり集め、世の中をしっかりと見極めていないと、つらい目にあることも出てきます。そうです。今年は「シニアの自立」が求められる時代になりそうです。では、シニアが自立するためには、どんな対策が必要でしょうか。
●情報をしっかり収集する
●自己判断できる能力を身につける
●被害にあわないための対策をとる
●収入減に伴う対応を考える
●健康対策(介護、認知症、その他)を行う
―「ちょっと元気、ちょっと贅沢」な生活を目指しましょう!―
対策をしっかり行うことで、「ちょっと元気、ちょっと贅沢」な生活ができるシニアが増える」とうれしいですね。日本元気シニア総研は元気シニアに役立つ情報を提供し続けますので、今年もよろしくお願いします。