シニアのまなざし その2「名もなき草の逞しさに想う……雑草という草は無し!」(世話役 坂本好高)

日本元気シニア総研(NGSS?)に参加して、充実した日々が続いています。特に社会を見る目、自分の周りに起こる諸現象に気づきや洞察が多く、富田理事長、ほか皆さんに啓蒙を受けて、自分の新しい感性が育まれていると実感しています。以下は、日本元気シニア総研の影響かな、と感じた一例です。

庭に雑草が蔓延る季節になりましたので、今日は草取りをしました。1枚目の写真は、名もなき草が生えている状態です。

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以前なら、多忙な日々を遣り繰りして、除草剤で済ませていました。しかし最近は、1本ずつ手で除草するようになりました。単調ですが、庭に愛おしさが湧き、楽しい作業と感じる歳になり、それなりの充足感を味わっておりました。

この「名もなき草」を何本か抜いたのですが、他の場所では簡単に抜けた草が、整地用に砂を盛り上げた場所の草は、なかなか抜けず難渋したので、シャベルで掘り下げてみたのが2枚目の、長い根が写った写真です。

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元の地面から積み上げた砂の高さまで、地中から這い上がるように根を伸ばして、芽を出したようです。健気な努力に思わず目頭が熱くなり、撮影後に急いで元に戻しました。このような行動は、シニア総研の志の影響ではないかと感じて投稿しました。同時に、記憶の隅にある昔見た書籍の「雑草という草は無し!(有情非情同時成仏、草木国土悉皆成仏)」という一文を思い起こしました。

65歳という節目を迎え、今日感じた思いを、これからの時間に重ねて、「自分らしさ!生き甲斐!達成感!」の三つを求めて、シニア総研と関わり合っていきたいと感じた一日でした。

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