モッチーママの大和薬膳料理 第26回「高血圧や動脈硬化、脳卒中に効果的な小イカと大根、木綿豆腐のジックリ煮♪♪」【気を補って消化機能を回復する働きにより胃腸を丈夫に】(大和薬膳・薬草料理研究家 餅田雅子)

1506yakuzen26 【材料4人分】 ☆小イカ 600g、生姜 60g、大根 15センチ300g、木綿豆腐 2丁600g、生姜 一片、大葉 10枚 30g ☆出し汁:三温糖 40g、薄口醤油 40cc、酒 80cc、みりん 大さじ3、水 600cc 【作り方】 (1)鍋に水と調味料、細切り生姜を入れてひと煮立ちさせてから、良く洗って、眼と軟骨、墨などを取り除いた小イカを加えて10分煮ます。火が通ったら一度小イカを取り出してから、その出し汁に5ミリ厚さの半月に切った大根を味がしみるまで20分煮て、3センチ角くらいの豆腐を加えてさらに10分煮て、小イカを戻しいれて5分ほど煮れば出来上がりです。 ★盛りつけたところに大葉の細切りをトッピングしてお召し上がりくださいね。 簡単にできる母の味ですね~~(^0_0^)/ 【本日の主な素材の薬膳としての効能】 *イカはホルモンバランスの調整をする「腎」に働きかけて補血効果により、顔色が悪くて肌ツヤのない方、生理不順の女性にオススメです。またイカには身体の新陳代謝を促進して気力を高める効能も~^^。その上、イカに含まれるタウリンは肝臓の機能を高めて、胆汁酸の分泌を促進して血中コレステロールを減らし、高血圧や動脈硬化、脳卒中や心疾患を予防し疲労回復にも効果的です。 *大根:大根は体内の気の流れを活発にしてストレスをためにくい身体にしてくれます。 *豆腐;(涼性) 豆腐は体を冷やす食性で、身体にこもった余分な熱を取り去り潤いを補います。体を温める食材と共に頂く例としては冷奴に、温性食材の、摩り下ろし生姜や刻んだ大葉を薬味として添えますね^^ 気を補って消化機能を回復する働きにより胃腸を丈夫にして解毒作用で炎症を防いで肌や髪に潤いを与えて気管支炎やぜん息、老化防止や糖尿病の口渇、毎晩お酒を飲まれる方や目の充血などに効果的です。(^0_0^)/ *生姜:(温性)生姜は身体を温めて寒さを取り除き咳止めに効果的、体内の余分な水分や老廃物や邪気を取りさって消化器機能を高めます。 また、脾胃を温めて胃気の機能を高め、胃の冷えによる痛みや嘔吐、食欲不振を改善して解毒作用があります。 生姜には食欲を増進させて新陳代謝を活発にし、発汗作用を高めたり、コレステロールも減少させて血圧を下げる働きがありますね。 ★元気シニア倶楽部ホームページご覧の皆さま、いつも大和薬膳料理をご覧いただきまして有難うございます。「モッチーママの美味しい薬膳麦味噌カレー」お蔭さまで身体が温まってとても美味しいとご好評いただいております。^^(^0_0^)/ 旬の食材の持つ食性(身体を温めたり、冷やしたりする素材の性質)や素材の効能を活かした大和薬膳料理を、皆さまの体質改善や、健康に少しでもお役に立てますよう、これからもご紹介させていただきたいと思います。 今後ともどうぞ宜しくお願い致しますね。 ◎お役立ち記事満載の私のブログもどうぞご覧くださいませね(^0_0^)/ 毎日食べたい美味しい薬膳♪

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